人種と歴史/人種と文化

(中古品)人種と歴史/人種と文化
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【商品説明】
 
サイズ
高さ : 1.60 cm
横幅 : 13.50 cm
奥行 : 19.70 cm
重量 : 280.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
世界で読まれるコンパクトな名著「人種と歴史」を、第一人者・渡辺公三の新訳で。 文化の多様性をふたたび断固擁護した「人種と文化」併収。新序文。 『人種と歴史』は1952年、ユネスコの依頼で書かれた。人種差別の偏見と闘う 小冊子シリーズの一冊であり、キャンペーンの背景にはナチス・ドイツの人種 理論の根絶という戦後の切迫した問題意識があった。 レヴィ=ストロースは、あらゆる社会に存在する〈自民族(自文化・自社会)中心主義〉 の幻想性を突き、徹底した文化相対主義を提示し、鋭利な論理で人種主義の思想的 根拠を解体する。著者が論じた核心と、込めた熱意を、レヴィ=ストロース研究の第一 人者・渡辺公三の訳はまっすぐに伝える。『人種と歴史』は、フランスでは人種差別反対 の基本図書として高校の教材になっているという。レヴィ=ストロース思想全体の理解 にも肝要の書であり、『野生の思考』『神話論理』に結実してゆく基本的主題と一貫した 倫理的態度のエッセンスが凝縮されている。そして、ここに示された他者の寛容、人類 史スケールの歴史観は、時を越え、根源的問いを投げかけてやまない。 1973年ふたたび文化の多様性を断固擁護した「人種と文化」(三保元訳)を併収。 長くレヴィ=ストロースと研究をともにした人類学者・民族学者イザールが、両著の 書かれた経緯、呼び起こした反響から今日の評価までを解説した序文(2001年)をよせる。