ヴァールミーキはどこへ行けばよいのか??現代インドの清掃人カースト差別と公衆衛生の民族誌

(中古品)ヴァールミーキはどこへ行けばよいのか??現代インドの清掃人カースト差別と公衆衛生の民族誌
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【商品説明】
 
サイズ
高さ : 2.60 cm
横幅 : 15.60 cm
奥行 : 21.80 cm
重量 : 540.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
インド社会の排泄物処理を含むサニテーションをその末端で担ってきた、「清掃人カースト」ヴァールミーキの人びと。ガーンディーの思想を受け継ぐNGOをはじめ、人道的使命に突き動かされた様々な人びとの闘いにより、排泄物処理人たちは、不潔で不浄な労働や差別から「解放」されていったとされている。しかしながら実際に、彼らはいかなる労働を行い、そこにどのような意味づけを主体的になしてきたのだろうか。そして彼らの社会的な位置づけはいかに変化し、彼らはどこへ向かっているのだろうか。彼らはただの「不浄」かつ「不潔」で「抑圧された」不可触民ではなく、種々の社会的規範にその身をがんじがらめにされながらも、そのなかでなお自ら意図的に、そして戦略的に日々を生き抜く存在であった。この本の中で私が描きたいと願うのは、そんな彼らの姿とはどんなものか、それが(…)人道的な努力によりどう変わり、彼らはどこへ行こうとしているのかという事柄についての、ほんの一端である。[本文より]【目次】序論 第1章 清掃人カースト研究と本書のねらい 第2章 調査地のヴァールミーキとNGOスラブ 第3章 英領インドにおける乾式トイレ・システムと清掃人 第4章 地域の排泄物処理システムとヴァールミーキ 第5章 不可触民解放運動と水洗トイレ普及運動の歴史 第6章 乾式トイレの廃絶とヴァールミーキの労働実践の変容 第7章 公衆衛生的言説の創造的利用と新たな葛藤 結論 ケガレの積極的受容と差別のはざまで あとがき 参考文献 索引