サイズ
高さ : 2.80 cm
横幅 : 15.80 cm
奥行 : 21.80 cm
重量 : 620.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
存在は単独で存在するのではなく、コミュニケーションやゲームとともに立ち現れる――人類学理論の中心をなす「存在論」の議論を拡張し、現代人類学が進むべき未来を模索する。国立民族学博物館共同研究の成果を書籍化。【目次】序 論 ――参与観察を讃えて―― 杉島敬志第一章 何をしたら宗教を「真剣にとりあげた」ことになるのか?――調律と複ゲームのフィールドワーク論―― 片岡 樹第二章 開放系コミュニケーション――東北タイにおける経産婦の病ピットカブーンの事例研究―― 津村文彦第三章 コミュニケーションにおける様相変化――インドネシア・中部フローレスにおける妖術の記述的考察―― 杉島敬志第四章 「育つ岩」――コミュニケーション/エージェンシーの限界をめぐる試論―― 里見龍樹第五章 起源の場所――バリにおける土地のエージェンシーを考える―― 中村 潔第六章 書類の/とエージェンシー――パプアニューギニア・マヌス島における法とコミュニケーション―― 馬場 淳第七章 社会化をうながす複合的文脈――グイ/ガナにおけるジムナスティックの事例から―― 高田 明第八章 技術習得と知識共有――マダガスカル漁撈民ヴェズの事例から考える―― 飯田 卓おわりに/索 引/執筆者紹介