中国最凶の呪い 蠱毒

(中古品)中国最凶の呪い 蠱毒
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【商品説明】
 
サイズ
高さ : 2.20 cm
横幅 : 13.00 cm
奥行 : 18.60 cm
重量 : 280.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
呪殺。それは人を呪い殺す呪術の奥義である。 そして、蠱毒は人の命を奪う呪術、呪殺の手段の中で、最凶の邪法として畏怖されているのだ。 蠱が恐れられているのは単に人の命を奪うからではない。蠱は人を病の苦しみに沈めるのだ。 蠱の呪力に憑かれた人は、何か月も、何年も、病の苦しみに苛まれ、絶望の果てに命を落とすのである。 毒針、粘液、強靭な牙、獰猛な食欲を持つおびただしい数の毒虫、爬虫類、小動物を狭い容器に閉じ込め、互いに殺し合い、食い合いをさせる。 やがて一匹だけが生き残る。それが蠱だ。 もちろん、このイメージは誤りではない。 しかし、蠱を作ることは蠱術の一部であって、全体ではない。 蠱はどのような姿をしているのか、蠱をどのように利用するのか。それだけでも、大きな謎である。 しかし、それだけではない。中国史に詳しい人なら、隋代の中国社会を騒がせた猫鬼をご存知だろう。 猫は死ぬと鬼になる。その鬼が猫鬼である。蠱師に操られる猫鬼は猫蠱とも呼ばれる。 蠱師が操るのは虫から作られる蠱だけではない。 毒虫に殺し合いをさせることは、蠱術の必須の要素ではないのである。 古代から現代まで脈々と受け継がれて来た蠱術の謎に肉薄し、知られざる蠱術の謎を白日の下に晒す。 それが本書の目的である。