サイズ
高さ : 2.40 cm
横幅 : 13.20 cm
奥行 : 18.80 cm
重量 : 320.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
「自分の会社の経営状態はどうなのか?」「取引先の会社は大丈夫?」こうした疑問は決算書を読み解ければ、即座にわかります。これからの時代、決算書を読み解く力が絶対不可欠。そしてそれはあなた自身の生活防衛の武器にもなるのです。本書は、決算書がまったくわからない初心者レベルの人でもすぐに決算書のポイント、流れがつかめ、マスターできる超早わかり入門書です。「はじめに」より 日本の景気がなかなか回復しません。国は“事業仕分け”なる施策で支出の引き締めを強め、企業も売上が伸びない中で経費の切り詰めに躍起です。そして消費者も財布のひもを締め、支出を減らすことで家計を防衛しています。 なんとも大変な時代ですが、そうした中にあっても、売上を拡大するためにどうすべきか、経費を削減するためにどうすべきか、そして堅実、確実に利益を上げようと企業もビジネスパーソンも日々努力しています。 しかし闇雲に右往左往していても、効率よく企業業績を向上させることはできません。事業の流れを把握し、その事業の流れに沿ったおカネの流れを理解して、適切な対応をしていくことが重要です。 決算書とは、そうした企業努力の結果です。決算書を見れば、その企業がどんな努力をしてきたのか、その努力によって生み出された結果(決算書の内容)は努力に見合うものだったのかどうかについて、ある程度読み解くことができるのです。 大事なことは「あなたの会社の経営状態はどうなのか」ということに決算書を読み解く知識を実際に役立てることです。経理担当だけでなく、企画、営業、製造とあらゆる部門に携わる人にとって、これからの時代は、決算書の知識が必要不可欠といえるでしょう。会社の経営が順調にいっているのか否か、それが察知できれば、あなたの将来の人生プランを前向きに立てられる武器になり得るはずです。 決算書を理解することは、自身の勤める企業の発展に寄与するための道しるべとなり得るものです。また取引先の状況を、決算書を通して見極めることで、リスクを事前に察知し、円滑な企業間取引を可能にします。もちろん、個人のビジネスキャリアにも必須です。 本書では、すべてのビジネスパーソンにとって、最低限知っておいてほしい決算書の基本的な構造と、その読み解き方をまとめました。また、各章のラストに【演習ノート】を設け、演習問題と、その解答と解説をしています。これにトライしていただければ、すぐに決算書のポイント・流れがつかめ、すぐにマスターできることでしょう。 最低限といいましたが、前述の目的を達成するには必要十分な内容を網羅したつもりです。まったくの決算書初心者はもちろん、入門書を手にしたことはあるものの途中で断念したという経験をお持ちの方でも、最後まで読み進められて、役立つ知識を身につけていただけるものと自負しています。足し算と引き算、そして割り算と掛け算の算数だけです。卓上計算機があれば、超簡単に計算できます。決算書の基礎を学びたいという方は、ぜひご活用ください。