「もしも夫が亡くなったらどうしよう？」と思ったら読む本??夫婦で豊かな老後を送るために知っておきたい相続のこと

サイズ
高さ : 2.00 cm
横幅 : 13.20 cm
奥行 : 18.70 cm
重量 : 210.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。

「そのとき」はいつか必ずやってくる ご家族が亡くなるということは、これからの人生の精神的かつ経済的な支柱を失うということであり、夫の死に伴う経済的な問題については、妻であるみなさんは早くから向き合い、それなりの心構えと準備をしておく必要があります。 「相続対策＝相続税の対策」ではない!? 「死後のこと」を心配するあまりに、「生きている間」のことを軽視し、日々の生活費を切り詰めて過ごすような相続対策は、本末転倒です。 たとえ子どもが負担する相続税が高くなったとしても、ご主人を失ったあとの妻自身の生活を最優先に考えたほうがいい。これは、様々なケースがある中で、常に重視すべきことのひとつです。 ひとつとして同じ「相続」は存在しない 相続の在り方は十人十色です。相続人の属性や財産の種類、関係者の性格や家族構成によって、進み方は大きく異なるため、相続をスムーズに進める「絶対解」は存在しません。 つまりはケースごとに「最適解」を探し当てるしかないのですが、ある程度のパターンがいくつかあることを感じています。本書では、５つの事例からこのパターンと教訓を紐解きます。 「相続」は、「残された家族の人生」の出発点 「自分は自宅で暮らすしかない」という選択肢しかない状態よりも、「自宅でも暮らせるし、老人ホームにも入れる」という状態にしておいたほうが良いでしょう。 行動を自由に選べるだけのお金があれば、豊かに幸せに暮らすことができる可能性は高まります。ご主人の相続は、残された奥さまにとって人生の新たな出発点なのです。 相続準備のポイントは？ 家族が亡くなる前に、家族全員で財産について話し合って、どうやって相続するかを決めておくということが重要です。 相続で起こるトラブルはそのままコストに繋がります。生前に家族で話をまとめておけば、もめごとが起きることはまずないのです。 最も効果のある相続対策は、子どもの教育 どんなに多額の財産があっても、消費していくだけではいずれ消えてしまいます。「自分の老後も大切だけど、子どもや孫が一生困らないで暮らせるようにしてあげたい」と考えるのなら、魚を与えるのではなく釣り方を教えてあげるべきなのです。 習得した知識や能力は、お金のように消えることはなく、使えば使うほど磨かれていきますから、一番の財産になると言えるでしょう。