サイズ
高さ : 2.00 cm
横幅 : 12.80 cm
奥行 : 18.60 cm
重量 : 230.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
本書は、「成熟期」から「成長を続ける」企業へなりえた資生堂の経営戦略の手引きである。今、日本企業が生き残るためのヒントが満載である。「いったん会社を壊して作り直す」----資生堂の代表取締役社長・前田新造氏の口癖である。日本を代表する企業の一つであり、国内における化粧品業界のリーディングカンパニーとしての地位を維持する資生堂は、常に変革を続けることでグローバル企業となりえた。にもかかわらず、会社を作り直すとはどういうことだろうか。100年に一度といわれる経済不況、さらには外資の攻勢を受け、業界再編を目の当たりにしつつも、確固たる地位は揺らがない。その強さの秘密とは何か。戦後復興、高度経済成長、バブル経済の各期を経て21世紀を迎えた日本。モノの豊かさが充足されてゆく中で、消費者の欲求は多様化し、日本市場は成熟期にあるといえる。この状況を打破し、企業として成長するために不可欠とされる中国進出。1981年から他の日本企業に先駆けて中国に進出し、グローバル企業としての礎を築き上げた。化粧品業界のみならず、各業界が注目する中国市場を切り拓いた軌跡を、マーケティングのプロフェッショナルである著者が紐解く。多くの企業・経営者が求め、学ぶべき経営の指南書。