残酷平和論?人間は、何をしでかすかわからぬ動物である

(中古品)残酷平和論?人間は、何をしでかすかわからぬ動物である
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【商品説明】
 
サイズ
高さ : 2.40 cm
横幅 : 13.20 cm
奥行 : 19.20 cm
重量 : 340.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
「平和」と「戦争」はコインの裏表のように二元論で語られることが常です。しかし、原発事故を含めた東日本大震災の余波がいつ終わるかわからない現在の日本の状況を考えると、少なくとも「平和」とは言えません。しかしながら、「戦争」状態というわけでもありません。では「平和」でも「戦争」でもない「今」とは何か?著者はコインの側面にあたる「中間状態」という言葉を用いて一元論で語る試みに挑んでいるのです。 その論考は縦横無尽、幼少期や特派員時代の自身の戦争体験はもちろん、宗教、マスコミ、死刑問題など多岐に渡り、最終章で一つの主張に収斂します。結局、誰も望まないはずの「戦争」という最大の人災に人間を駆り立てるものは何か?平穏を恐れ、世をかき回すことで国民を支配し、自分たちの立場を守ろうとする権力者、それにおもねる富裕者たちの姿が見え隠れするのです。いままさに、この混乱期に乗じてコインがひっくり返されるかもしれない、そんな危機感を我々国民は抱きながら、彼らの行動を注視すべきだということを本書は教えてくれます。