ブランデー 池田町ブドウ ブドウ酒研究所 十勝ワイン山幸ブランデー原酒 AGED8YEARS 500ml ブランデー 北海道 (w05-0879)


-- 十勝の恵み息づく シングルバレル --
ノンチルフィルタード製法によって造られているためこれまでの十勝ブランデーの中でも飲むたびに深みや複雑味が変わる新たなブランデーとなりました。
深みのある琥珀色、滑らかで豊かな口当たりが特長で甘さと酸味、スパイスが絶妙に調和した贅沢な味わい。
熟したリンゴや梨の香り干しぶどうやプルーンのニュアンスがあり熟成に使用しているオーク樽からのバニラやトーストした味、スパイスが絶妙に調和しているフィニッシュはスパイシーさとナッツやキャラメルの風味が残ります。


Name
池田町ブドウ ブドウ酒研究所 十勝ワイン 原酒 モリオ・マスカット
生産地
日本
生産者
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所 十勝ワイン
タイプ
ブランデー
原材料
モリオ・マスカット
アルコール度数
60%
内容量
180ml


池田町ブドウ・ブドウ酒研究所 十勝ワイン

TOKACHI WINE



十勝ワインについて


十勝ワインの誕生


昭和20年代後半、十勝地方は次々と自然災害に見舞われました。昭和27年の第1次十勝沖地震が池田町を襲い、追い討ちをかけるように翌年からの2年連続の冷害による凶作となりました。この苦境からどう脱却するのかという中から、「ブドウ栽培」と「ワイン製造」への道が生まれたのです。
当時の町長(丸谷金保氏)の発案で、「秋には山野には山ブドウがたわわに実る。冬の厳しい池田でもブドウ栽培が出来るはず。農業所得のアップにつながり、町内に多い未利用の傾斜地も活用できる。」まずは、町内の農村青年によって昭和35年にブドウ愛好会が結成され、ゼロからのブドウ栽培といった壮大な挑戦が始まりました。昭和38年には果実酒類試験製造免許を取得し、国内では最初の自治体経営によるワイン醸造を手がけ始めました。
ブドウ栽培の挑戦とともに、まず注目したのが野山に自生する「山ブドウ」でした。池田町に自生する山ブドウが、アムール川流域に自生しワイン醸造用に適している「アムレンシス亜系」であることが明らかになり、昭和39年この山ブドウから造られた「十勝アイヌ葡萄酒」が第4回国際ワインコンペテイション(ブタペスト)でみごと銅賞を獲得することが出来ました。



十勝ワインのこだわり


こだわりの辛口路線


十勝ワインはこれまで一貫して辛口路線を堅持してきました。冷涼な北国でつくられるブドウは酸味が強くなります。この酸味をストレートに表現することで、白ワインはフルーティーで爽やかな味わいとなり赤ワインでは長期熟成に耐えうるワインとなるのです。
我々が頑固に辛口にこだわるのにはもう一つ訳があります。それは、ワインは料理と一緒に味わってこそ、本当の意味の良さが味わえると考えているからです。ブドウの甘みを残さずに酸味をストレートに表現することで料理の味わいを引き立てるのです。



こだわりの熟成


十勝ワインのもう一つのこだわりは「熟成」です。この熟成と切っても切れないのが「樽」の存在です。ワイン城地下熟成室ではフレンチオーク樽(フランス産のオーク樽でつくられた樽)を用い樽熟成を行います。 樽の中で熟成させることにより、樽由来の成分がワインに抽出され、色調や香りに深みを与えます。
また樽は完全な密閉容器ではなく、木目を通してわずかに空気が出入りします。この空気による「緩やかな酸化」がワインの熟成を深めていきます。さらに、樽の種類によってもワインの熟成は大きく異なることから、ワインに使用しているブドウの品種やワインそのものの違いによって樽の種類を使い分けるなどし、最高のワインを生み出すための努力を日々続けています。