縮 日傘(墨・生地縞・薄紅藤・浅縹)

国の重要文化財にも指定されている「小千谷縮」。
そんな「小千谷」からデザイン・創り・素材に拘った「日傘」が到着いたしました。
その良さを実感してください。

素材/傘部分:麻100%、持ち手:竹
サイズ/親骨47cm、直径83cm、全長72cm
UVカット率/墨:93%、生地縞:94%、薄紅藤:94%、浅縹:95%
製造/日本製

江戸時代初期、播州明石から来たといわれている堀次郎将俊が、それまでの越後麻布に改良を加えて完成したのが小千谷縮です。
しぼのある独特の風合いで高い評価を得、昭和30年(西暦1955年)、国の重要無形文化財に指定されています。

小千谷縮の材料は苧麻という上質の麻です。
これを細かく砕いてつなぎ合わせ、一本の長い糸を作ります。
準備された経糸に、模様付けされた緯糸一本一本柄を合わせながら丹念に織ります。
一尺織るのに900回も手を動かすといいます。

織り上げられた反物は、水分を吸いやすく、吸い込んだ水分を良く発散させるため、すぐ乾燥します。
その上、小千谷縮独特のシボを作っているため、ベタつかず夏の素材としては一級品。

柔らかく日差しを遮る小千谷縮の日傘で、爽やかにお過ごしください。

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