ブロンズ粘土について 基本ブロンズ粘土は全シリーズ一部石の様に硬いので水を含ませて柔らかくしてから使用します。 柔らかくするまでにかなりの練りこみが必要になります。 初めて粘土を扱う初心者の方には難しいと思われます。 また銀粘土や他の粘土と練り込んで使いたいという場合は逆に粘土自体の強度を下げてしまうので、 練りこみ前提での仕様はあまりお勧めできません。 弊社では練り込み後の焼成テストはまだしていません。 |
還元焼成についての注意 (1)活性炭を用いた還元焼成を行うため、一酸化炭素が発生します。必ず、十分な換気を行って下さい。 (2)段階焼成が必要です。大気焼成後の作品の取り扱いに注意。 (3)活性炭の使用量が多過ぎると、電気炉の表示温度と活性炭温度(焼成温度)に大きな差が生じ、 焼成不足となる場合があります。 (4)活性炭焼成を行う場合、還元状態を確実に確保できるよう容器の密閉性に注意して下さい。 |
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還 元 焼 成 【方法】 | 還 元 焼 成 【道具】 |
必要な焼成器具 1:電気炉 2:還元剤(粗目) 3:ステンレスカップ+フタ ※電気炉の大きさによってステンレスカップの 大きさは変わります。 ※ステンレスカップ(フタ無し)をお持ちの場合は、 フタとなるものが必要です。 還元焼成方法【共通】 (1)ステンレス容器に還元剤を入れます。 (2)還元剤の上に焼成網を乗せます。 焼成網とは直接触れないように、再度 還元剤を入れ、十分に乾燥させた作品を 置きます。 (3)作品の上に還元剤を入れ、作品が 見えないようにします。 (4)ステンレス容器にステンレス板やフタ、 またはアルミ箔とステンレス箔をかぶせ、 空気が入らないようにします。 PMC RPOの場合 室温から昇温し、845℃で30分〜 1時間保持して下さい。 | ブロンズ粘土シリーズの場合 1:室温から昇温し、500℃で40分 保持します。 2:温度を870℃に設定し1〜2時間 保持します。 3:冷めてから取り出します。 | 銀粘土の場合 1:室温から昇温し、500℃で40分 保持します。 2:温度を900℃に設定し1〜2時間 保持します。 3:覚めてから取り出して下さい。 | | 貴金属粘土還元焼成セットII 32137-043 小(mini用) セット内容 (1)ステンレスカップ(小)(W)90×(D)60×(H)40mm (2)ステンレス板 (3)還元剤(粗目)50g (4)焼成方法説明書 (5)焼成用網付 | 32137-044 大(OMT用) セット内容 (1)ステンレスカップ(フタ付)(W)80×(D)80×(H)45mm (2)還元剤(粗目)100g (3)焼成方法説明書 (4)焼成用網付 | |
還元焼成用網 32137-045 20角 |
焼成用ワイヤー 32137-046 長さ120mm 5本1組 |
還元剤(粗目) 32137-024 100g 32137-031 1kg ※還元剤は焼成後、白く変色した部分以外は再利用できます。 |
還元剤(針)※旧還元剤 32137-041 100g 32137-042 1kg ※還元剤は焼成後、白く変色した部分以外は再利用できます。 |
ステンレスカップ(フタ付) 32137-034 (W)80×(D)80×(H)45mm(SH-OMT用) 32137-035 (W)115×(D)115×(H)80mm(NHK-120用) 32137-036 (W)165×(D)165×(H)100mm(NHK-170用) 32137-037 (W)190×(D)190×(H)100mm(SH-210用) |
ステンレスカップ(フタなし) 32137-029 小(W)90×(D)60×(H)40mm 32137-032 大(W)85×(D)85×(H)35mm ※作品と還元剤を入れてアルミ・ステンレス箔で密封し、 焼成します。(使用回数:約30回) |
ステンレスカップ(フタ無し)用フタ 32137-025 アルミ箔 10×10mm2枚組 容器を密閉します。使用回数:1回 32137-026 ステンレス箔 10×10mm2枚組 アルミ箔の上に置き、よりしっかりと容器を密閉。 使用回数:10回 32137-039 ステンレス板 100×65mm 容器を密閉します。ステンレスカップ(小)用。 使用回数:30回 |