
北浦に注ぐ20本以上の河川をピックアップ
2022年に発売した『霞ヶ浦流入河川大明解MAP』に続き、今度は北浦の流入河川を網羅したマップ本が発売されます。20以上の流入河川はもちろん、主要四大ワンド(武田、山田、蔵川、矢幡)など、河口部も詳しく解説しているのが本書の大きな特徴です。地図というものは、単なる情報の羅列ではなく、それらを結びつけながら読み解くことが最大の魅力です。「この川の近くにはハス畑があって、川には水路が流れ込んでいる」。これだけでも描かれていれば、私たちバスアングラーはなにかを想像することができます。決して大げさではなく、本書は全ページ、10cm四方の間隔でそんな情報が描いてあります。読めば読むほど、北浦というフィールドへの体系的な理解が深まることでしょう。