日本経済の回復への道のりは決して平坦ではない。経済がコロナ禍前の水準に戻るまでの時間軸では、日本は主要国の中で最後尾になる可能性が高い。パンデミックによって、私たちはパラダイム・シフト、すなわち、従来の常識にとらわれない発想の転換、思考の枠組みの抜本的な見直しを迫られている。本書は、そんな転換期の世界の羅針盤として、日本経済、海外経済、金融・マーケット、制度・政策、ビジネス・社会の5つの領域における計50の論点を解説したものである。日本経済、海外経済では新型コロナウイルスによる影響を分析した上で、2021年の展望、注目点・留意点について考察を行っている
第1部 チーフエコノミスト長谷川克之の視点―加速する世界の地殻変動―問われる日本の対応(コロナと共存する2021年、緩慢な経済回復に|流動性と債務拡大の功罪|変容する国際秩序|ポストコロナを展望した創造的破壊へ)|第2部 2021年の経済がわかる50の論点(日本経済がわかる10の論点|海外経済がわかる10の論点|金融・マーケットがわかる10の論点|制度・政策がわかる10の論点|ビジネス・社会がわかる10の論点)
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