自分を変える。それはきっかけと、ほんの小さな勇気があればできるのかもしれない。十一歳のときの豊田佐吉もそうだった。佐吉はやがて、動力による織機を発明し、日本が綿布の輸出大国となることに大きな役割をはたす。そして、息子の喜一郎は父の意思を継いで、トヨタ自動車の開発を始めるのだった。
プロローグ 世界のトヨタの生みの親、日本を救った発明家・豊田佐吉|1 十一歳のひとり旅|2 夜の勉強会|3 一筋の光|4 だれかのために|5 苦悩のとき|6 運命の出会い|7 発明王誕生|8 輝く希望|エピローグ 未来へ―「障子窓を開けてみよ。外は広いぞ」
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