いつもの酢飯がワンランクアップ
焼き鯖ちらし寿司 φ30cm
信州木曽で樹齢100年以上の木曽サワラを使用した山一の飯台。シャキッとした酢飯づくりに欠かせない調理道具です。
木曽サワラは吸水性や耐久性が高く、昔から桶やお櫃(ひつ)に重宝されてきました。炊きたてご飯と寿司酢の水分をほどよく吸い、ベタつきの無いツヤツヤな酢飯に。底部分はご飯を広げられる余裕があり、熱が籠らず、粗熱をしっかり取ってくれるので、歯ごたえのあるおいしい酢飯ができあがります。
赤みのある木地と組まれた竹箍が美しい山一の飯台。盛り付けたちらし寿司や手巻き寿司は、おめでたい日やパーティーの盛り上げにうってつけです。
φ30cm
ボウルで酢飯を作るとご飯が水っぽくなってしまいがち。
そんな時、飯台があれば、グンと美味しい酢飯に仕上げることができます。
飯台に使われているのは木曽サワラの中でさらに吸水性の高い部位、木目がまっすぐで平行に詰まった柾目(まさめ)材を使っています。細かく並んだ柾目がご飯とお酢の水分を均一に吸い取って、一粒一粒パラっとした酢飯にしてくれます。
さらに、平らな飯台はご飯を切るようにほぐすことができるのでダマになりにくく、まんべんなく混ぜることができます。ご飯を浅く広げられることで、粗熱と水分をムラなく取ることができ、べたつかないツヤツヤな酢飯になるのです。
φ30cm
飯台は昔ながらのカンナ仕上げをされており、すべすべとした手触りとツヤがあります。
カンナ掛けで木肌のツヤを活かして耐水性上げることで、常に触れる水分やお酢の酸に耐え、混ぜた時に米粒がくっつきにくい肌に仕上がります。
たくさんの工程を経て削られた木肌は肌もちが良く、美しい風合いを楽しめます。
そうめん φ30cm
酢飯を作るほかに、水を張って素麺やうどんを入れても雰囲気があります。
ひな祭りやお祝い事以外に、夏は冷たい素麺、冬はあったかい釜揚げうどんなど、出番が多いのはうれしいところです。
飯台に水を張って使用する際、底から水漏れが起きる場合があります。木が乾燥している場合、目に見えない隙間から水が漏れてしまいます。(ご使用前に1〜1時間半ほど水を張って木に吸わせると、比較的水漏れが少なくなりますが、完全に止まらないこともあります。)
ご飯が入る量
飯台のサイズ感や、ごはんを入れる量がいまいち掴みづらいという方に。
表を参考にして用途別にお選びください。
飯台専用のすしぶた
すしぶた φ30cm
別売りで飯台用のフタ各サイズもございます。
冷房や暖房の風からご飯の乾燥を防いだり、蒸気を吸ってくれるので、お米のべたつきが無く、一時的なおひつの代わりに使う事もできます。
また、持ち寄りパーティーの時にしっかり蓋ができるので道中崩れず、持ち運びに便利です。
お手入れについて
飯台やお櫃を使っていると、どうしても出てくる黒ずみ。いつでも気持ちよく使っていただくために、基本のお手入れを心がけることが大切です。
ご使用後は、「束子で木目に沿って水洗いをする」「乾いた布で水気をきちんと拭き取り」「風通しの良いところで必ず日陰干しをする」
飯台をきれいに扱うためには、手早く洗って、しっかり乾かすことが大切です。
それでも黒ずみが出てきた場合は、洗った後に消毒用のアルコール(エタノール)をかけて拭き取ると殺菌でき、黒ずみ予防にもなります。
木ヤニについて
お届け時や保管時、木肌に油染みのようなものが出ていることがありますが、木曽サワラに含まれる天然の樹脂である木ヤニが、表面ににじみ出たものです。ヤニは木材の耐水・殺菌性を高めるもので人体には無害ですので、安心してご使用ください。
ベタつきが気になる場合は、消毒用のアルコール(エタノール)で拭き取るか、サンドペーパーで削りとってください。
昔ながらの製法
山一の竹箍(たけたが)飯台は昔からの技法で、桶やお櫃(ひつ)を固定する竹箍で作られています。作り手自らの目で選んだ竹を使い、手間がかかる「ぐい編み」という丈夫な組み箍でしっかりと締められています。
竹箍は先に編んでからお櫃に嵌めていくため、寸法通りに編むには高度な技術や経験が必要とされる竹箍。飯台になったあと、木の膨張や収縮した具合も、作り手の技と勘で読んで作られています。
山一 竹箍(たけたが)飯台 36cm
樹齢100年〜300年を中心とする木曽の良質な原木を利用し、毎日の暮らしの中で生まれた伝統的な木製品から、新しい視点でとらえた木のクラフト製品まで幅広く製造する「山一」。唯一、再生可能な資源である木を、長い時間をかけ育て、伐採し、また植林するというサイクルの中で「木の香りと優しさを生活にする」ことをテーマに商品づくりを進めています。
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