お家で美味しいビールが楽しめる錫製タンブラー「マニベール」。
錫の器は、冷たい飲み物を注ぐと一瞬でヒンヤリ。
ビールはもちろんのこと、たっぷり氷を入れた飲み物にもおすすめです。
器を冷やしてから飲むビールは格別で、飲み口から唇に伝わるひんやり感、タンブラー越しに手に伝わる冷たさも心地良く、ビールの美味しさを引き立ててくれます。
なだらかな曲線が大胆にデザインされた華やかなタンブラーです。
錫のタンブラーは熱が伝わりやすく、冷たいビールを注げば、タンブラーを持つ手にも心地良い冷たさが感じられます。
より冷たいビールを楽しむには、冷蔵庫にタンブラーを1〜2分入れておくのもおすすめです。錫の器はあっという間に冷たくなるので、キンキンに冷えたビールを味わえます。
氷を入れた飲み物との相性も良く、器があっという間に氷のような温度になります。手も唇も痺れるほどの冷たさで、錫のタンブラーならではの感覚。たっぷりと氷を入れたオレンジジュースやアイスコーヒーもとても美味しくいただけます。
表面につく水滴も涼しげで、見た目にも美味しさアップ。
内側の凹凸(鎚目)で出来る泡はきめ細かくモコモコ。ビールがより一層美味しく感じられます。
ウイスキーのロックや焼酎ハイボールにもよく合います。苦味や雑味が抑えられ、角が取れたような口当たりになるのはイオン効果によるものだそうです。
職人がひとつひとつ丁寧に磨き上げた飲み口は、とても滑らか。口にしたとき、ビールがスルリと入ってきます。表面に施された細かい波模様もきれいで柔らかな手触りです。
錫のぐい呑は洗っている時に蛇口にぶつけたり、落としたりしても割れないというのが嬉しいです。
普段のお手入れ方法は、食器と同様に柔らかいスポンジを使い、台所用洗剤(中性)で洗ってください。
長い間使っていくと、光沢が鈍ったり、黒くなることがあります。素材の風合いとしてお楽しみいただくのも良いですが、気になる場合は重曹を水で溶き、ペースト状にしたもので磨くことで、目立たなくなります。磨き終ったら台所用洗剤で洗い、水気をしっかりと拭き取ります。
大阪市の東住吉区にある大阪錫器。閑静な町中の住宅街で、江戸時代から続く伝統工芸品、大阪浪華錫器(なにわすずき)の酒器は作られています。
金属の香りがする作業場では、10代からの約20人がそれぞれの作業を担当。
今井達昌さん(卓越技能者2012年受賞)を筆頭に、国認定の伝統工芸士が5名在籍。ひとつひとつ丁寧に作り出される酒器は、手作りならではの温かみがあります。
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「現代の名工」今井達昌(伝統工芸士)を代表とし、錫器の製作を専業とする大阪錫器。江戸時代後期に京都から大阪に普及した京錫の流れをくむ初代伊兵衛(錫伊)に発し、代々大阪で隆盛を極めました。時代を経ると共に、技術・技法は洗練され、一部は現在生活にマッチした形へと変化しましたが、そのモノづくりの技と精神は今も引き継がれています。