花火が98本も入った豪華なセット
筒井時正玩具花火製造所が作る花火を豪華に、たっぷり詰まった楽しいセットです。
定番の線香花火「東の線香花火」と「西の線香花火」。雰囲気が盛り上がる吹き出し花火「吹き上げる鯨花火」、「花富士」。昔の日本の花火を再現した手持ち花火「和火」、火花や色が次々と変わり続ける「洋火」。見た目も火花もカラフルでキラキラした手持ち花火たち…。どれから遊ぼうかなぁと目移りするような花火が入っています。
付属品として、消火用の紙バケツと鯨花火がモチーフのマッチ、着火剤が付属しています。花火遊びに必要なものが揃っているので、セットを持ってすぐに遊びに出かけられます。
どの花火も国内で作られ、趣向を凝らしたものばかり。家族と花火を楽しむ時間を過ごしたり、お友達との集まりやアウトドアにも、場をワッと盛り上げてくれます。
東の線香花火は主に関東地方で作られ、和紙で包まれた定番の線香花火です。
火花の特徴は、「燃え方」と「火花の形」。火を点けてから、ポトッと火の玉が落ちるまで4段階の燃え方があり、どの火花も特徴的で見て楽しめます。起承転結がはっきりとしていて、うつろい行く火花に風情を感じます。
東の線香花火の火花をよく見ると、雫(しずく)のような形になっていることに気づきます。絵に描いたような雫形の火花は、ホームセンターなどで売っている一般的な線香花火を用意して見比べると、違いが分かりやすくておすすめです。
西の線香花火は関西地方を中心に作られていました。
「持ち方」と「燃やし方」が特徴的で、線香花火といえば「東の線香花火」のように和紙に包まれ、下に垂らして遊びますが、「西の線香花火」は持ち手が藁(わら)でできており、斜め上に向けて遊びます。
燃やし方も独特で、風や息を吹き付け、弾けて散る火花を楽しみます。吹きかける息を調節することで燃やす時間を長くしたり、火花の散り具合を変えることができる線香花火です。
この花火の形は300年前から作られ、香炉に立てて燃やしていたことから線香花火と呼ばれるようになったのだとか。変わらない製法で作られる線香花火を、昔の人と同じ気分で花火を楽しめます。
地面に置いて楽しむ吹き上げる鯨花火が入っています。
にんまりとした表情の鯨はかわいらしく、郷土玩具のように親しみやすいイメージで仕上がっています。
導火線に火を点けると、頭から煙と炎が勢いよく吹き上がります。しゅわしゅわと吹き上がる火花は、鯨の潮吹きのようで迫力、大です。
龍の首を動かして遊ぶ、日本の郷土玩具が題材の手持ち花火です。
花火を左右に動かして遊ぶシンプルさは、郷土玩具のように懐かしく親しみやすい雰囲気があります。
火を点けると、龍の口から煙と炎が火花ともに吹き出てきます。刻々と変わる火花と火の色が出る中、ゆらゆらと左右に振れば火を振りまいて暴れる龍のよう。怪獣ごっこをしているようで、ちょっと童心に戻った気分になる楽しい花火です。
火薬に含まれた金属によって火花が変わる「金属花火」、独特な火花を出す「九州炭火」、紐を持って垂らして遊ぶ「糸付花火」など、色とりどりの花火が入っています。
セットに入っている花火の絵柄や色が、時期によって変わる場合があります。花火の柄の色が変わったりとしますが、花火の種類や本数は変わりません。ご自宅に届いて開けるまでの楽しみにしていただければと思います。
水につよい簡易紙バケツと、「吹き上げる鯨花火」が絵柄のマッチ、固形燃料が同梱されています。すぐに遊べるだけでなく遊び終わったあと、花火をバケツごと捨てるだけなので、片付けが簡単なのも嬉しいところ。
花火で楽しく遊んだあとは、ゴミをきれいに片付けて、気を付けてお持ち帰りください。
筒井時正玩具花火製造所は、福岡県みやま市にある国産線香花火の製造所です。
日本で売られている線香花火のほとんどは外国産。国産の線香花火は希少で、製造所は日本に数ヵ所しかないといわれています。花火の火薬作りから和紙で包む作業まで、機械ではできない繊細な作業が多く、ほとんどの過程を手作業で行っています。
材料選びも大切にされており、火薬の材料になる松煙は宮崎産の松の根を使用。線香花火で使う紙は福岡県八女市の手すき和紙で包み、持ち手の藁の線香花火は、田んぼを作って原料を確保しています。
地元のものを厳選し、線香花火を始めとした様々な玩具花火を作りながら、日本の花火の伝統を守り続けています。
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福岡県八女市で70年以上子供向け玩具花火の製造を行っていた製造所。技術継承のために筒井良太が修行し、八女市の製造所廃業と同時にみやま市にて「筒井時正玩具花火製造所」3代目として技術と伝統を引き継ぎました。
伝統の光守りながら新しくも懐かしい線香花火を製作、提案し続けています。