手に持ち動かして遊ぶタイプの龍の花火です。
どうぶつはなびシリーズは、日本の郷土玩具を題材に作られているそうです。左右に動かして遊ぶシンプルな動きは、郷土玩具のように親しみやすいイメージで仕上がっています。
手土産としてもおすすめですし、家族と花火を楽しむ時間を過ごしたり、お友達とのパーティーやアウトドアの時にも、場をワッと盛り上げてくれます。
導火線に火を点けると、口から煙と炎が火花ともに吹き出てきます。手でゆらゆらと左右に振れば、火を振りまいて暴れる龍のよう。
刻々と変わる色や火花や、煙。怪獣ごっこをしているようで、ちょっと童心に戻った気分になって楽しいです。詳細はやってみてからのお楽しみということで…
福岡県みやま市にある筒井時正玩具花火製造所は、国産線香花火の製造所です。線香花火はほとんどが外国産。国産の線香花火はとても希少で、その製造所は日本に4ヵ所しかないといわれています。
火薬を作ることから、包む作業まで、ほとんどが手作業。機械ではできない繊細な作業が多く、職人がていねいに花火を作っていきます。
材料選びも大切にされており、火薬の材料になる松煙は宮崎産の松の根を、火薬を包む紙は福岡県八女市の手すき和紙を使います。藁が持ち手の線香花火は、田んぼを作って原料を確保しているそうです。
地元のものを厳選し、線香花火やその他にもいろいろな手持ち花火や吹き出し花火を作りながら、日本の花火の伝統を守り続けているのですね。
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福岡県八女市で70年以上子供向け玩具花火の製造を行っていた製造所。技術継承のために筒井良太が修行し、八女市の製造所廃業と同時にみやま市にて「筒井時正玩具花火製造所」3代目として技術と伝統を引き継ぎました。
伝統の光守りながら新しくも懐かしい線香花火を製作、提案し続けています。