平山郁夫 流沙月光 風景画 作家直筆サイン 砂漠 流砂 ラクダ 作品解説付き 額装 シルクロード 日本画 版画 絵画 真作保証 値下げ交渉可能

235,000

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・作家名：平山郁夫
・作品名：流砂月光
・技法/限定・サイン：セリグラフ/作家直筆サイン、印　限定250部
・作品サイズ：縦38cm×横53cm
・作品状態：良好
・額サイズ：縦66.5cm×横78.2cm
・額状態：キズ、経年
・付属品・備考：タトウ箱、黄袋/レゾネ：日経新聞社No.36　制作年：1985年
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商品説明
作品解説(ひらやまいくお)1930年広島県出身。2009年没。日本画を代表する作家の1人である。第二次世界大戦末期に原爆に被ばくし終戦。その後東京美術学校に進学し、前田青邨に師事する。1959年頃に原爆後遺症を抱えながら院展に入選。仏教をテーマにシルクロードシリーズを描き、寺社仏閣や仏像、晩年はラクダシリーズなどの風景画を中心に描いた。本作品は、夜の砂漠を進むラクダのキャラバンが描かれている。当時の有楽町西武（2010年閉店。現在はルミネ）の1周年を記念して1985年に制作された代表的版画作品。
平山郁夫が何故ラクダを描いているのか。平山は、1960年代からシルクロードの歴史や文化に魅せられ、その中でラクダという存在は「人間の営み」や「平和への願い」を象徴する存在として描かれている。ラクダは過酷な砂漠を耐え抜き、荷を運び、人々をつなぐ役割を果たしてきた重要な生き物であり、その姿に「困難に立ち向かいながら進み続ける人間の姿」を重ね合わせた。また、シルクロードは文化・宗教・思想が交差する場所であり、平山はそこに「文化交流が起きる平和の架け橋」としての価値を見出した。戦争が起きれば流通は滞る事からラクダの存在は、原爆によって被ばくした平山にとって平和の象徴と願いでもあったとも解釈できる。
平山郁夫が何故現在の美術において「評価」があるのか。それは平山ブルーと呼ばれる単に美しい日本画を描いたからではない。シルクロードをテーマにした独自の表現と主張・文化財保護への貢献・後進の育成、そして唯一の被爆国である日本から世界へ平和の願いを込めた活動によるものであり、国としても文化勲章・ユネスコ親善大使・文化功労者として評価されているからでもある。2024年に国内のオークションにてラクダの作品が数千万円の落札価格を記録しており、現在においても近代日本画として重要な立ち位置にいる事に揺らぎはない。
作家名平山郁夫
作品名流砂月光
技法/限定・サインセリグラフ/作家直筆サイン、印　限定250部
作品サイズ縦38cm×横53cm
作品状態良好
額サイズ縦66.5cm×横78.2cm
額状態キズ、経年
付属品・備考タトウ箱、黄袋/レゾネ：日経新聞社No.36　制作年：1985年
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