ギャラリーについて | |
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商品説明 | |
(うたかわひろしげ)1797年江戸(現東京都中央区八重洲)出身。1858年没。浮世絵師。東海道五十三次が非常に有名な作家であり、海外のアートオークションで数千万円の落札価格がつく事もある。葛飾北斎・喜多川歌麿・東洲斎写楽と並ぶ江戸を代表する絵師であると言えよう。 では何故ここまで名前が残り、評価されているのか? 様々な評価要因はあるが、私は広重の木版画(浮世絵)表現が抜き出ていたからではないかと考えている。 その1例として、ゴッホが模写したことでも知られる「名所江戸百景」の1枚で、隅田川に架かる大橋と、雨に煙る安宅の情景を表現「大はしあたけの夕立」が挙げられる。 作品画像が気になる方は、「大はしあたけの夕立」で画像検索して欲しい。この「線を用いて雨を表す」という記号的表現が現代における雨の表現に役立っている事は間違いないだろう。 仕事柄、様々な絵を見るが、印象派以前のバルビゾン派含めて1800年代以前の西洋絵画を見ても雨を記号的表現は見る事はなかった。他にも評価される要因はあるが、私が思う代表的な評価要因は以上の通りである。 では、出品されている本作を見てみよう。 本作品はボストン美術館にも所蔵されている「四つ切」(よつぎり)と言われている1枚の紙に四作品が描かれている作品の内の左上の1枚。 本来1枚の紙に4点の作品が刷られている物だが、カットされて1点の作品となっている。紙質と刷りの経年具合から当時に制作された版画作品で間違いはない。 渡り鳥である鴨は秋口に日本に来て冬に番いを作る。その際に鴨らしい派手な色に変わっていくのだが、その前段階の色である事と芙蓉の花が咲く7月〜10月頃の期間内である事からも秋の季節を知らせる叙情的な広重らしい作品である事が伺える。 東海道五十三次や名所江戸百景の作品のみが話題に上りがちな広重であるが、花鳥画の作品も80作品以上制作されており、相当に力を入れていた事が感じとれる。 近年の日本観光ブームや海外における浮世絵の価格高騰のあおりを受けて、国内の有名浮世絵の作品は少なくなっている状況ではあるが、元々まくり(作品だけ)状態であった物を額装したので是非手に入れて頂いた際は長く楽しんで頂きたい。 | |
作家名 | 歌川広重 |
作品名 | 芙蓉に鴨 |
技法・ED | 浮世絵 |
サイン | 落款・印 |
作品サイズ | 縦10.2cm×横16.1cm |
作品状態 | ヤケ、シミ、破れ、退色、経年 |
額サイズ | 縦28.3cm×横34.2cm |
額状態 | 新品 |
付属品・備考 | 箱、黄袋/制作年:1830年代半ば |
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