百書繚乱: 松岡正剛のヴィジュアルブックガイド(書籍)

ISBN:9784865593167

はじめに 一冊の本に百冊が入っている/chapter 01 未知なる源郷を求めて/chapter 02 偏愛模倣術/chapter 03 本が鳴る・本が泣く/chapter 04 歴史の尻尾をつかむ/chapter 05 睨み合いのエレジー/伝説のオブジェマガジン「遊」の編集術/chapter 06 すみれ色の予感/chapter 07 イメージの列車にのって/chapter 08 ぞっとするものの正体/chapter 09 エレガントな暴走がしたい/chapter 10 本は遊びたがっている/最後に かくて「ブックウェア」もいったんお開きです/あとがきに代えて/人名索引/書名索引/写真掲載本一覧・図版典拠リスト

出版社:アルテスパブリッシング
ジャンル:一般書籍(音楽史・伝記・評論・写真集他)
サイズ:四六
ページ数:456
著者:松岡正剛
稀代の編集者、松岡正剛の知を形成した500冊超の書籍をフルカラーで掲載!写真・デザインを駆使し、10章・100テーマで魅せる「ジャンル無用の読書案内」。
俄然、当然、超然にして騒然、本格本気の胸騒ぎ。あらゆるジャンルを縦横無尽につなぐメソッド「編集工学」によって、つねに知の最前線を切り拓きつづけた稀代の編集者、松岡正剛(1944-2024)。2024年8月12日、80歳で逝去した松岡が力を注いだブックガイドが、没後1周年記念出版として堂々登場!産経新聞社発行のタブロイド新聞「SANKEI EXPRESS」に2012年10月7日から2016年3月31日の3年半にわたり、週1回掲載された伝説の連載「BOOKWARE」を再構成。その100回分を厳選し、松岡の読書の世界観をあらわす10章・100テーマに分類。めくるめく本のモード感覚を書籍のダブルページに踊らせたデザイン、再撮影・撮り下ろしを含む入魂のフォトを全ページフルカラーで展開!伝説のオブジェマガジン『遊』の編集術をバックナンバーの貴重な写真とともに初めて開陳するほか、束見本・花布・スピン・帯などをめぐる松岡ならではの紙の書物への偏愛ぶりも明かす、愛書家・出版人必読の書。人物・書名索引には、松岡が長年ライフワークとして書きつづけたブックナビゲーションサイト「千夜千冊」へのリンクも明示。各篇4ページ読み切りでどこからでもランダムアクセスできる、まさにセイゴオ・ワールドへの入門書として最適!「本というものは、着たり脱いだり、嗅いだり食べたり吐いたり、蹲ったり蹴飛ばしたり、背負ったり抱いたりするものである」「本を読むことは難しくはない。好きに読めばいい。[略]本は付き合っているだけで、心がときめくものなのだ。しかし、本気で本を読むには、文字の奥にうごめくものと出会うべきである。そうすると「見えるようになった声」や「耳に響いていた意味」や「時代に置き忘れてきた語り」に交じりあえる」



収載内容:
はじめに 一冊の本に百冊が入っている
chapter 01 未知なる源郷を求めて
chapter 02 偏愛模倣術
chapter 03 本が鳴る・本が泣く
chapter 04 歴史の尻尾をつかむ
chapter 05 睨み合いのエレジー
伝説のオブジェマガジン「遊」の編集術
chapter 06 すみれ色の予感
chapter 07 イメージの列車にのって
chapter 08 ぞっとするものの正体
chapter 09 エレガントな暴走がしたい
chapter 10 本は遊びたがっている
最後に かくて「ブックウェア」もいったんお開きです
あとがきに代えて
人名索引
書名索引
写真掲載本一覧・図版典拠リスト