国歌(音楽書)(勝者の音楽史)
ISBN:9784393930489
はじめに/第1章 王政の国歌――「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」/ 1 国歌の始まり/ 2 戦乱の中で上がる声――イギリス国歌/ 3 ウィーン体制下の王政の国歌――オランダ、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク/第2章 革命と国歌――「ラ・マルセイエーズ」/ 1 国民「国歌」の一九世紀―フランス国歌/ 2 七月革命の国歌――ベルギー、ポーランド、イタリア/第3章 領土、国民、主権――国民国家の国歌/ 1 ドイツ、オーストリア、ハンガリー/ 2 一八四八年の「諸民族の春」と帝国への反抗/第4章 帝国主義と植民地の国歌/ 1 植民地からの独立――ラテン・アメリカの独立とシモン・ボリバルの物語/ 2 帝国主義とロシア/ 3 抗日の東アジア/ 4 帝国主義から経済主義へ――東南アジアの国歌/第5章 国歌のコロニアル・ヒストリーとポスト・コロニアリズム/ 1 大英帝国の軛/ 2 大英帝国の轍/第6章 二〇世紀後半の国歌 / 1 国語なき国歌――一九六〇年代アフ…
出版社:春秋社
ジャンル:一般書籍(音楽史・伝記・評論・写真集他)
サイズ:四六
ページ数:328
著者:上尾信也
世界の100曲以上の国歌を網羅的に分析し、ナショナリズムやポスト・モダニズム、コロニアル・ヒストリーといった観点から紐解く。
「歴史の勝者」は国歌を通してなにを奪い、なにを与えたのか――。「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」、「ラ・マルセイエーズ」、国民国家の国歌、帝国主義の国歌、旧植民地の国歌・・・・・・ヨーロッパ、アジア、アフリカ、アメリカ、中東、オセアニアとあらゆる地域の100以上の国歌を、音楽・政治・歴史・言語・宗教の側面もふまえ網羅的に解説する一冊。国歌を生み出した過去から、国歌を利用しようとする現在、そして未来を、ナショナル・ヒストリー、ポスト・モダニズム、コロニアル・ヒストリー(ポスト・コロニアリズム)、そして、パブリック・ヒストリーといった歴史学の潮流の文脈を借りて述べる。
勝者の音楽史
収載内容:
はじめに
第1章 王政の国歌――「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」
1 国歌の始まり
2 戦乱の中で上がる声――イギリス国歌
3 ウィーン体制下の王政の国歌――オランダ、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク
第2章 革命と国歌――「ラ・マルセイエーズ」
1 国民「国歌」の一九世紀―フランス国歌
2 七月革命の国歌――ベルギー、ポーランド、イタリア
第3章 領土、国民、主権――国民国家の国歌
1 ドイツ、オーストリア、ハンガリー
2 一八四八年の「諸民族の春」と帝国への反抗
第4章 帝国主義と植民地の国歌
1 植民地からの独立――ラテン・アメリカの独立とシモン・ボリバルの物語
2 帝国主義とロシア
3 抗日の東アジア
4 帝国主義から経済主義へ――東南アジアの国歌
第5章 国歌のコロニアル・ヒストリーとポスト・コロニアリズム
1 大英帝国の軛
2 大英帝国の轍
第6章 二〇世紀後半の国歌
1 国語なき国歌――一九六〇年代アフリカ
2 冷戦後の国歌――旧ソ連と旧ユーゴ
おわりに 勝者の音楽史
1 近代オリンピックの風景
2 国歌の音楽心性
3 勝者の音楽
註
あとがき
楽譜・歌詞対訳
参考文献
索引