楽譜 樽屋雅徳/鳳蝶【吹奏楽スコア】(FML-0338FS/302-19068/極小編成/G.3+/T:06:35)

鳳蝶

出版社:フォスターミュージック
ジャンル:吹奏楽
サイズ:A4
初版日:2023年11月09日
1582年(天正10年)6月2日、明智光秀が13,000人もの大軍を率いて謀反を起こし、京都・本能寺に宿泊中の織田信長を急襲。防戦も空しく、対抗し切れないと悟った信長は寺に火を放ち自害、天下統一を目前に49年の生涯を閉じました。日本史上屈指の下剋上と称される「本能寺の変」です。この曲はその本能寺の変に感銘を受けて作曲されたものであり、主に3つの場面からなり立っています。第1場面は暗闇の中で忍び寄る刺客の様子を描いています。冒頭怪しげな低音群のフレーズで始まり、信長のテーマへと受け継がれます。第2場面は信長が襲撃を受ける瞬間を描いています。曲はテンポも上がり勇壮なメロディやその対比を通して、事件の重みと緊迫感を表現しています。第3場面は本能寺が炎に包まれる様子とともに、家臣に裏切られた信長の絶望的な心情と光秀の胸中を表現しています。調を変え表情を変え再び信長のテーマが現れ、絶望感や哀しみが音楽の中に満ち溢れています。(樽屋雅徳)

FML-0338FS/302-19068/吹奏楽譜(スコア):極小編成/G.3+/T:06:35

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鳳蝶