楽譜 チャイコフスキー/「白鳥の湖」によるパラフレーズ(小編成版)【吹奏楽スコア】(FMP-0094FS/302-18596/小編成/G.4/T:08:30)

「白鳥の湖」によるパラフレーズ

出版社:フォスターミュージック
ジャンル:吹奏楽
サイズ:A4
編著者:井澗昌樹(Masaki Itani)
初版日:2022年10月05日
クラシック音楽史は、数多の名旋律に溢れている。チャイコフスキーのスコアはその代表格。「白鳥の湖」のオーボエの旋律を歌えないと云う人は、まず居ないだろう。本作品では同組曲をベースに、他作品の旋律を織り交ぜている(ひとつだけ、異なる作曲家のものを引用しているが)。叙情的に、或いは活き活きと演奏されたい。●表記について括弧で括られた小音符はオプション楽器が不在の場合における代替案です。楽器の指定がない箇所については、各団体の全体の響きを考慮していただければと思います。●カットについてこの楽譜は小編成版と銘打っておりますが、編成の大小と音楽的な内容とは無関係であると考えておりますので、大編成版と同等の質感を持たせております。しかし、吹奏楽コンクールの場などでは時間の都合上カットしなければいけないこともあるでしょう。ですので、ここにカットについてのアイディアを記しておきます。アイディアは大きなものが2つです。(1) m.9の4拍目でホルン・ソロに入らず、m.33 4拍目(練習番号 D の Piu mosso)まで飛ぶ 序盤の音楽的な内容は薄れてしまいますが、1分30秒ほどのまとまった時間を省略することが可能です。 テンポ設定によりますが、ほとんどのケースではこのカットだけで7分以内に収められるでしょう。 その際、全体における前奏的な性格が強くなるかと思いますので、あっさりと演奏されると良いかと思います。(2) m.154 から m.176 までカット30秒余り省略可能。音の連結に無理がなく、つながりが良い箇所です。他、下記のカットなども考えられると思いますが、短い楽節ですから効果は薄いかもしれません。(3)m.134 から m.137 までの4小節間(および m.133 の八分音符群)(4)m.186 から m.189 までの4小節間以上、参考になさってみてください。(井澗昌樹)

FMP-0094FS/302-18596/吹奏楽譜(スコア):小編成/G.4/T:08:30

収載内容:
「白鳥の湖」によるパラフレーズ