楽譜 樽屋雅徳/阿曇磯良(2022年改訂版)【吹奏楽スコア】(FML-0308FS/302-18274/大編成/G.4+/T:06:40)
阿曇磯良(2022年改訂版)
出版社:フォスターミュージック
ジャンル:吹奏楽
サイズ:A4
初版日:2022年03月24日
阿曇磯良とは、日本書紀に残る海の神です。遠い昔、神攻皇后は新羅侵略を狙い計画を練っており、さまざまな神が皇后に尽力していましたが、ただひとり海底に住む神・阿曇磯良はなかなか現れませんでした。業を煮やした皇后は、ほかの神々に何としても阿曇磯良を連れてくるよう命じます。というのも、阿曇磯良が住む海底の竜宮には、潮満珠と潮干珠という霊力を持つ珠があり、この二つの珠があれば、海の満ち引きを自由に操ることができるため、それそこが勝利の鍵だと考えていたのです。諸神が阿曇磯良を海底から招き出すため、海中に舞台を構え、磯良の好む楽や舞をし気を引こうと試み、ついに姿を表した磯良でしたが、海の満ち引きを左右するほどの強い力を持つ珠を簡単には渡すわけにはいかずこれを渋ります。しかし、皇后の熱い想いを受けて熟考を重ね、それが海の安全・平和を守ることにもつながるならと協力を承諾し、磯良は潮満珠・潮干珠を皇后に献上しました。この二つの珠の力をもって、見事皇后は新羅を討つことに成功しました。阿曇磯良の協力なくしては、決して成すことはできなかったと称えられ、今でも海の神様として神社に祭られています。この改訂版は、2016年に出版した版を元にカットを施しオーケストレーションを修正した改訂版です。(樽屋雅徳)
FML-0308FS/302-18274/吹奏楽譜(スコア):大編成/G.4+/T:06:40
収載内容:
阿曇磯良(2022年改訂版)