楽譜 井澗昌樹/束の間の恋の歌【吹奏楽スコア】(FML-0099FS/302-09048/大編成/G.5/T:08:05)

束の間の恋の歌

出版社:フォスターミュージック
ジャンル:吹奏楽
サイズ:A4
初版日:2020年10月07日
時の隔たりを感じる手触りの存外な曖昧さに気付いた時、心は戸惑うだろう。しかし、一歩足を踏み出せば、通り過ぎた景色は忽ち過去のものとなることを、我々は知っている。移ろい行く世界そのものに、人は決して根を生やせない。だからこそ、道の辺に咲き誇る花々の佇まいは高潔で、今日も誰かが膝を抱えて焦がれている。それは、憧れと愛しさの定点。花は笑う、花は歌う。しなだれる束縛から脱離しようとする強烈な欲求そのものに人は恋をするもの。時の流れなんて、いつだって無関係。凛と美しい百合の冠の下、そっと吹き抜ける風の色は、たまゆらエメラルド。(井澗昌樹)

FML-0099FS/302-09048/吹奏楽譜(スコア):大編成/G.5/T:08:05

収載内容:
束の間の恋の歌