楽譜 ジャコモ・プッチーニ/ラ・ボエーム(改訂小編成版)【吹奏楽スコア】(FML-0276FS/302-09293/小編成/G.4/T:07:13)

ラ・ボエーム(改訂小編成版)

出版社:フォスターミュージック
ジャンル:吹奏楽
サイズ:A4
編著者:樽屋雅徳
初版日:2021年02月10日
『ラ・ボエーム』(La boheme)は、ジャコモ・プッチーニの作曲した4幕オペラで、最もよく演奏されるイタリアオペラのひとつです。物語はアンリ・ミュルジェールの小説・戯曲『ボヘミアン生活の情景』(1849年)からとられました。台本はジュゼッペ・ジャコーザとルイージ・イッリカのコンビによるものです。プッチーニ自身の台本に対する注文が多く、完成が難航したものの、短編集の集積である原作の雰囲気をよく伝え、オペラ的な見せ場に富む出来映えとなりました。また登場人物、特にヒロインのミミはプッチーニ好みの役柄となりました。物語はクリスマス・イブの夜、仲間と共に暮らす屋根裏で、詩人ロドルフォはお針子ミミと出逢い、二人は愛し合う仲になります。しかしミミは身体が弱く、それを心配したロドルフォは冷たく接し、別れようとしますが、その本心を知ったミミは自分から身を引きます。数ヶ月後、今にも死にそうなミミが訪れ、再会を喜ぶ二人でしたが、ミミは仲間たちとロドルフォの前で息を引き取ってしまいます。今回の編曲では、2008年に出版された大編成版と同様に、「冷たい手を」「おや!ムゼッタだ!」「ガヴォットだ!メヌエットだ!」「私の名はミミ」を取り上げ、編成を小さくし、抜粋部分のサイズを変更しました。それにより、小編成の特性を活かしよりオペラの繊細な部分まで表現できる編曲になりました。全てのパートで歌い上げ、色彩感豊かな演奏をしていただけたらと思います。(樽屋雅徳)

FML-0276FS/302-09293/吹奏楽譜(スコア):小編成/G.4/T:07:13

収載内容:
ラ・ボエーム(改訂小編成版)