楽譜 ベラ・バルトーク/ルーマニア民俗舞曲【吹奏楽スコア】(FML-0175FS/302-08750/小編成/G.3/T:06:50)

ルーマニア民俗舞曲

出版社:フォスターミュージック
ジャンル:吹奏楽
サイズ:A4
編著者:佐藤博 (Hiroshi Sato)
初版日:2020年09月02日
この曲は、1915年にバルトーク(Bartok Bela Viktor Janos)が作曲したピアノ小品の組曲で、最良のルーマニアの友人イオン・ブシツィアに献呈された。1. 棒踊り - Joc cu bata (Stick Dance)戦いを模した踊りで、若い男女が激しく踊る。各小節の終わりに棒で地面を打つリズムがある。中庸なテンポ、テヌートを中心とした重厚な響きで演奏してほしい。2. 飾り帯の踊り - Braul (Round dance)トロンタール県に伝わる舞踏曲。4小節単位でのフレーズにアゴーギク表現を加えて演奏してほしい。3. 踏み踊り - Pe loc (In One Spot) 増2度が特徴的なメロディである。 ゆったりしたテンポで牧歌風に表現してほしい。4. 角笛の踊り - Buciumeana (Dance of Buchum)3拍子のトランシルヴァニア地方のゆったりした舞踏曲。メロディのコントラスト表現に留意し演奏してほしい。5. ルーマニア風ポルカ - Poarga Romanesca (Romanian Polka)ポルカは本来ボヘミア地方の舞曲だが、この曲はかなり情熱的で野性味豊かなものになっている。主部のメロディは複合リズムを持っている。軽快に装飾音符を楽しんで演奏してほしい。6. 速い踊り - Maruntelビーハル県で採取した2種の舞曲が繋がっている。木管のアーテキュレーション、金管のシンコペーションを存分に楽しんで演奏してほしい。7. 速い踊り - Maruntelテンポ・リズム・ダイナミックスにおいても勢いを増し、華やかに締めくくる。コントラバスを使用できる場合は、繰り返し後バルトークピッツィカートと指板を叩く奏法を加えて楽しんで演奏してほしい。(佐藤博)

FML-0175FS/302-08750/吹奏楽譜(スコア):小編成/G.3/T:06:50

収載内容:
ルーマニア民俗舞曲