楽譜 モデスト・ムソルグスキー/組曲「展覧会の絵」より【吹奏楽スコア】(FML-0036FS/302-08755/大編成/G.5/T:11:00)

組曲「展覧会の絵」より

出版社:フォスターミュージック
ジャンル:吹奏楽
サイズ:A4
編著者:石津谷治法
初版日:2020年07月20日
<div id="about_detail">『展覧会の絵』はムソルグスキーが、彼の友人であったヴィクトル・ハルトマンの遺作展を歩きながら、そこで見た10 枚の絵の印象を音楽に仕立てたものであり、ロシアにとどまらずフランス、ローマ、ポーランドなどさまざまな国の風物が描かれている。オリジナルはピアノ独奏のための組曲である。この作品はそのなかから「プロムナード」「古城」「バーバ・ヤーガの小屋」「キエフの大門」の4曲を抜粋し吹奏楽版にアレンジしたものである「プロムナード」「展覧会の絵」では「プロムナード」という、絵と絵の間を歩く様子を描写した曲が繰り返し登場する。これは、それぞれの絵を見る気分を表しているとも言え、5/4 拍子と6/4 拍子が交替して出てくるもので、独特の魅力を持ち、有名なフレーズの1 つともなった。「古城」このタイトルだけがイタリア語であり、曲も6/8 拍子でシチリアーノ風である。中世の古城の前で、吟遊詩人が歌う情景を描いているとされており、それらしい絵は、城の前に人影が見られる「チェルノモールの城」、人影はないがフランスの古城で「ペリギューの風景」、イタリアの古城を描いた作品は見つからなかったが、修道院と人影が見られる「イタリアの道」の3 つがあるという。「バーバ・ヤーガの小屋」タイトルの通り、モチーフとなった原画も幻想的な絵になっている。にわとりの足の上に妖婆の小屋を形にした時計が描かれている。ムソルグスキーは、そこの臼の上に乗って進む「バーバ・ヤーガ」を付け加えた。「バーバ・ヤーガ」とは、森の中に住み、人をつかまえてはその肉を食する骨と皮だけの痩せた妖婆の事である。移動する時は細長い臼に乗り、右手に持った杵で漕ぐと臼は少しだけ浮かび上がり、底の部分だけを引きずって移動する。そして、もう片方に持った、ほうきでその軌跡を消しながら進むとされている。「キエフの大門」「バーバ・ヤーガの小屋」からアタッカで続けられる。ガルとマンの下絵では、スラブ風のカブト型の丸屋根をした、古ロシア的石造りの様式のキエフ市のためにの門が描かれている。しかし、設計図は、具現化する事はなかった。2008年全日本吹奏楽コンクール全国大会にて習志野高校吹奏楽部金賞受賞</div>

FML-0036FS/302-08755/吹奏楽譜(スコア):大編成/G.5/T:11:00

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組曲「展覧会の絵」より