楽譜 天野正道/鼓響・・・故郷【吹奏楽スコア】(FML-0097FS/302-08361/大編成/G.3+/T:08:26)

鼓響・・・故郷

出版社:フォスターミュージック
ジャンル:吹奏楽
サイズ:A4
初版日:2020年02月12日
秋田吹奏楽団創立30周年を記念して作曲され、2005年同団第27回定期演奏会で初演された。今回収録に使用した楽譜は秋田市立土崎中学校吹奏楽部の委嘱により、初演当時の小編成(35人で演奏可能)版に書き直し、なおかつ吹奏楽コンクール用にカットしているヴァージョンである。I. 童歌:「上を見れば虫っ子、中を見れば綿っ子、下を見れば雪っ子」というしんしんと雪が降る冬の情景を歌った秋田の童歌が楽器を替えながら演奏され、高音の金管木管の叫びの中で浮き沈みする。II. 奏春:秋田にやってくる遅い春への喜びと、秋田市で古来から崇められている山である太平山に朝日が昇ってゆく情景がオーバーラップする。Ebテューバがようやくやってきた春への喜びを切々と歌い上げる。冬から春になる直前の夜明け前、ほのかに明るくなる太平山に小鳥がさえずり始める情景。そしてその喜びを全体合奏が紡いでゆく。III. 鼓響:そして夏、笛の音、チャンチキ、竿燈祭りの祭囃子がバンドと絡み合い、テンションが最高に高まったところでわらべうたが全体に奏される。その後、曲はさらにテンポを上げ熱狂的に幕を閉じる。3楽章のお囃子は楽譜に拘らず、演奏して下さる皆様の地元に伝わるお囃子を使用することが望ましい。原典版ではもうすでに秋田市の竿燈囃子、埼玉県川越市の川越囃子、東京都の神田囃子などを用いて演奏されている。勿論お囃子の編成も地元のお囃子の編成を尊重するものとする。(天野正道)<使用篠笛(参考)>CD収録時使用篠笛・唄用(ドレミ音階)6本調子そのほか、楽譜利用団体における使用篠笛・200小節目フェルマータ 龍笛※篠笛6本調子でも良いお囃子部分については、楽譜通りに演奏して頂いても、地元に伝わるお囃子を用いて頂いても、自由に演奏して頂いて構いません。また、使用する篠笛についても指定はございませんので、演奏しやすい楽器を使用して頂いて構いません。

FML-0097FS/302-08361/吹奏楽譜(スコア):大編成/G.3+/T:08:26

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