楽譜 ビートルズを知らない子どもたちへ

関連words:アルテスパブリッシング/■I 不幸で小さなビートルたち/すでに伝説だった/不幸な不幸なジョン/年譜(1940.7.7〜1956.3)/天才児は問題児である/四人兄弟/ロックという自己慰安/エルヴィスのくれたプレゼント/愛されたかったテディ・ボーイ/〈おさまらなさ〉の開花/■II 三分間芸術の時代に/なぜバンドだったのか/三分間の隙間/彼らの下積み時代/年譜(1956.7.6〜1962.10.5)/現場即応修業/小さなスピーカーから/手から手へ/「もうひとりのビートル」たちの手へ/■III 画面の黄金分割/ビートルズの、あの/年譜(1963.1〜1963.12)/画面の機会均等主義/彼らのプレイイング・マネージメント/四角い愛のルール/フォークとロックの媒介者として/「電車ごっこ」の時代/電車から降りるとき/労働者階級の英雄/シンデレラ物語の行く先/■IV アメリカン・ヒーローの凱旋/アメリカ上陸/年譜(1963.8.28〜1966.6)/時代の穴埋めとして/ギヴ・ピース・ア・チャンス/死というパワー・システム/殺意を引き受けるヒーローたち/■V ながら族の青春/放たれた矢のように/スウィンギング・ロンドンの新植民地(ニュー・フロンティア)/見捨てられた子の愛の伝説/他
出版社:アルテスパブリッシング
ジャンル:一般書籍(音楽史・伝記・評論・写真集他)
サイズ:四六
ページ数:240
著者:きたやまおさむ
初版日:2009年09月15日
入荷日:2009年09月02日
ISBNコード:9784903951218
JANコード:9784903951218

収載内容:
■I 不幸で小さなビートルたち
すでに伝説だった
不幸な不幸なジョン
年譜(1940.7.7〜1956.3)
天才児は問題児である
四人兄弟
ロックという自己慰安
エルヴィスのくれたプレゼント
愛されたかったテディ・ボーイ
〈おさまらなさ〉の開花
■II 三分間芸術の時代に
なぜバンドだったのか
三分間の隙間
彼らの下積み時代
年譜(1956.7.6〜1962.10.5)
現場即応修業
小さなスピーカーから
手から手へ
「もうひとりのビートル」たちの手へ
■III 画面の黄金分割
ビートルズの、あの
年譜(1963.1〜1963.12)
画面の機会均等主義
彼らのプレイイング・マネージメント
四角い愛のルール
フォークとロックの媒介者として
「電車ごっこ」の時代
電車から降りるとき
労働者階級の英雄
シンデレラ物語の行く先
■IV アメリカン・ヒーローの凱旋
アメリカ上陸
年譜(1963.8.28〜1966.6)
時代の穴埋めとして
ギヴ・ピース・ア・チャンス
死というパワー・システム
殺意を引き受けるヒーローたち
■V ながら族の青春
放たれた矢のように
スウィンギング・ロンドンの新植民地(ニュー・フロンティア)
見捨てられた子の愛の伝説
ポップスの波に舞い上がる集団錯覚
年譜(1955〜1966.6.29)
武道館のビートルズ
「あんたがビートルズ」
〈ながら〉族の自由
ビートルズが教えてくれた
■VI プレイ・バックはできない
編集され切り売られる実人生
メディア内人生へ
〈祭り〉の出番が来て
年譜(1966.7〜1967.12)
スタジオから、見えない世界ヘ
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
アップル・プレイイング・マネージメント
年譜(1968.2〜1968.11)
遊びながらの自主管理
《イムジン河》事件
年譜(1969.1.19〜1971.8)
ホワイト・アルバム
屋根の上のモダンが終わる
ビートルズは教えなかった
〈七〇年〉の曲がり角
「オイラいちぬけた」
■VII 見えない冗談
アルファベットがただ七つ
ゴキブリーズ
おニャン子社会のビートルズ再入門
ノンセンスのセンス
笑われたアメリカ
記者会見で生まれる伝説
つくるナイナイ計画は
世界に小便ひっかけ
虚実皮膜の曲芸
あれは〈プレイ〉だった
「糞くらえ」「糞ったれ」
ビートルズを信用するな
それは少女のような無邪気さで
少女から女への〈初潮音楽〉
少年も少女のように
マネージャーの愛情
〈卒業〉──少女篇・少年篇
サイケデリック・ビートルズ
彼らがマリファナだった
昔、サーカスがあってね
欲望仕掛けの自動人形
■VIII 愛こそすべてだったのか
ラヴ・ストーリーの終章へ向けて
そして誰もいなくなった
年譜(1966.11〜1980.12.8)
ポールとジョン
彼らに何があったのか?
ドキュメント『レット・イット・ビー』
ジョン・オノ・レノンの登録
ヨーコと僕らの三角関係
似てないどうしの愛
ヨーコ、大洋の子が僕を呼ぶ
気がついたらなにもかもが
ベッド・イン
狂おしいAIDSの唄の可能性ヘ
ビートルズの子どもたちはいま
何が笑われていたのか
一九八〇年十二月八日
■IX ビートルズを知らない子どもたちへ
それは若ければ……
「ビートルズが動いた」
テレビ・アニミズムの新製品
〈聖なる一回性〉の神話
からくり知らずの魔法の箱
やってみたら面白かった
それはあまりにビッグな
「世界」を議論させるブランド・アイテム
〈ビートルズ百貨店〉の独創(オリジナル)
「元気です」
メディア現実の展開
ポスト・テレビ族の登場
ビデオ・プレイイング・マネージメント
ウソとホントの自己管理
「オーディションに受かったかな」
受け継がれた〈見かけ〉の黄金分割
若きプレイイング・マネージャーたちへ
脱(ポスト)モラトリアムとその後
これで本当におしまいです。あとは、
■旧版へのあとがき
■あの〈ビートルズ革命〉をもう一度 二十二年後のあとがきにかえて