YAMAHA SVC300F サイレントチェロ アンティークダークブラウン〈ヤマハ〉
エレクトリック楽器としての可能性を広げる"サイレントチェロ"の新スタンダード。
高品質なパフォーマンス
サイレントチェロの静音性を保ちつつ、演奏感や響きがアコースティック楽器に限りなく近い楽器です。
宅録からステージまで、あらゆるシーンで活躍できる“表現のためのチェロ”を創り上げました。
エレクトリック楽器としての可能性を広げるサイレントチェロの新スタンダードです。
アコースティック楽器を思わせるフレームデザインとあたたかい音色が特徴で、クラシック系のバックグランドをお持ちの方、
アコースティックライクな感覚で質の高い練習をしたい方、あたたかみのある自然な音質を重視する方などにおすすめです。
【特長】
●見る者を魅了する美しい木質感
木材の導管がシャープに分かる薄塗りのフレーム、ボディ・ネックの塗装など、一台一台個性が異なる木質感を際立たせ、天然木材ならではの個性を楽しめる外観です。
●直感的な操作感と音作りの追求
ステージユースでも評価の高いマシンタイプの糸巻を採用しました。
ステージでの素早いチューニングにも対応します。
共鳴胴がない楽器から“胴鳴り感”を引き出す内部空洞構造を前モデルから継承しています。
チェロらしい響きが感じられ、ステージユースでは豊かな鳴りを実現します。
異なるサウンドタイプやブレンドコントロール、イコライザー、リバーブの組み合わせにより自由度の高い音作りが可能です。
●コンパクトな折りたたみ式
コンパクトなキャリングケースに収まるよう分解でき、持ち運びが容易です。
折りたたみ式のひざ当てと、取り外し可能な胸当てと腕当てを備え、迅速で手間のかからないセットアップが可能です。
●SVC300シリーズ専用のSRTパワードシステム
「SRTパワードシステム(※)」の技術をもとに、SRTデータの作り方や、基本となる録音データの測定方法をSVC300シリーズ用に最適化しました。
※「SRTパワードシステム」とは?
SRT(Studio Response Technology:スタジオ・レスポンス・テクノロジー)パワードシステムとは、サイレントチェロのように大きな共鳴胴を持たない楽器の音に対しアコースティック楽器の音の分析結果をもとにした自然な音色と響き=胴共鳴をリアルタイムで付加するデジタル技術です。
SRTパワードシステムは、当社のエレクトリックバイオリンやサイレントベースにも採用されている実績ある技術でサンプリング音に頼るのではなく、楽器のピックアップからのアナログ信号に響きを加えることで、奏者独自の表現を再現します。
〈主な仕様〉
・サイズ:4/4
・棹部:メイプル
・胴部:スプルース / メイプル
・フレーム:-
・ひざ当て:ブナ(折りたたみ式)
・指板:エボニー
・弦:ヘリコア(ダダリオ社) ボールエンドタイプ
・糸巻:ウォームギア式
・ブリッジ:メイプル(Aubert社製)
・テールピース:Wittner社製/Ultra
・アジャスター:4ピース
・ピックアップ:ピエゾピックアップ
・コントロール(本体):LINE OUT ボリューム / PHONE OUT ボリューム、ブレンドコントロール / リバーブコントロール(ROOM/HALL)、EQコントロール(TREBLE, BASS)、サウンドタイプ切り替え&チューナースイッチ
・入出力端子:ヘッドフォン出力、ラインアウト、Auxイン
・電源部:電池:単三形アルカリ電池(LR6)または ニッケル水素電池×2本(別売)、電源アダプター:Yamaha PA-3C(別売)
・寸法(L×W×H):1,266mm x 430mm x 243mm(胸当て含まず)
・質量:約3.4kg(乾電池、胸当て含む)
・ステレオヘッドフォン:付属なし
・ケース:ソフトケース付属
・弓:付属なし
・胸当て:付属
・その他付属品:付属なし
・待機時消費電力:0.1W