「田むらの梅」は、旧一関藩主田村家十四代丕顕(ひろあき)公が、初代藩主建顕(たけあき)公の梅花を愛された雅趣を偲び、一関の名と共に田村家の名を後世に伝えるべく、当店初代小野寺主馬蔵(しゅめぞう)に命じ考案させたと伝えられております。丕顕公はこの風味、菓格をお気に召され田村の家名を冠する事を許されました。昭和3年には宮内省に献上の栄を賜りました。
主原料の梅の実、もち米(求肥の原料)、青紫蘇は地元一関産を中心に国産原料を使用しています。特に青紫蘇は畑の巡回や種の管理も行い、田むらの梅に最適な品質にこだわっております。これらの厳選素材を使い、五弁の梅花をイメージした五角形に一粒ずつ丹念に手包みしております。
梅餡のほのかな酸味と、香り高い青紫蘇の調和が一段と格調高い味わいを引き出しております。風雅な味わいは時を越えて、みちのくの銘菓として広く御推奨頂いてまいりました。青紫蘇の葉の表面にグラニュー糖をまぶした昔ながらの「伝承」と、グラニュー糖をまぶさず甘さ控えめの「献上」2種類をご用意しました。
秀衡塗は平安時代末期、当地・奥州平泉を治めていた藤原秀衡が、京より招いた職人に地元原産の漆と金をふんだんに使った器を造らせたのが起源とされています。源氏雲に有職菱文を配した意匠と色漆を使って描かれる重厚な漆絵は伝統美にあふれています。
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【事業者】株式会社松栄堂
アレルギー品目
・使用している品目
大豆
・未確認の品目
マカダミアナッツ
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