ふるさと納税 徳島で染め上げた革製品【泥染】がま口財布 S(小銭・小物入れ) 徳島県美波町

■ 容量
 【仕様】サイズ : size(H*W*D mm) : 80*90*25
 【素材】ベジタブルタンニンレザー
 
 ーご購入時の注意ー
 ・染色された製品につきましては、色抜けが起こります事ご理解ください。
 ・天然素材を使用しているため、色合いやしわ・傷など製品により個体差がございます。
 ・ご利用環境により実際の色と多少異なって見えることがございますのでご理解ください。
 
 ーご使用時の注意ー
 ・本革製品につき、汗や水、摩擦等により色落ちや色移りする場合がありますのでご注意ください。
 ・保管の際には湿度、通気に気を付けていただき、表面が乾燥してきた場合にはブラッシング等で汚れや埃を取り除いたのちクリーム等により保湿を行ってください。
 ・水にぬれた場合には、アイロン等により無理に乾かすのではなく、風通しの良い日陰でゆっくりと乾燥させてください。熱によりひび割れや硬化が起こる場合がございますので十分にご注意ください。

■ 配送について
 受注生産品につき、商品発送まで2か月程度お時間を頂く場合がございます。

 タイプ:【常温】
小銭や指輪、イヤホンなどを入れておくのに最適なサイズ感。
口金も革で包み込み、静かな開閉音が楽しめます。

色彩の自然な深み。
光沢感というよりは沈み込む落ち着きを持った色が特徴です。



”泥染”
海陽町・宍喰地区にある八坂神社は、京都の八坂神社、福山市の沼名前 ( ぬまくま ) 神社とともに日本三祇園の 1 つと伝えられています。祭神は「須佐之男命」であり、例祭の 7 月 17 日の「祇園祭」には、4 台のだんじりや関船が祇園通りを練り歩きます。地域では「祇園さん」と呼ばれ親しまれています。祇園さんの境内から流れ出た湧き水の中には鉄臭い茶色い粒子があり、それを泥染の染料のひとつとして使用しています。
もうひとつの染料である真菰について。万葉集や古事記にも登場し、お釈迦様が病人を真菰で作った敷物に寝かせたとも言われています。 デトックス効果が高いと言われる葉は、お茶として飲むことも。浄化作用があり、鉄分を多く含む真菰の泥田の泥と八坂神社の鉱泉を合わせる事で、鉄分豊富な泥が出来ました。
また、泥の色を定着させるためにタンニンの作用が必要です。研究を重ねた結果、ポリフェノールが豊富な藍茎を半日煮出した液を使用しています。藍茎は酵素があるため数日置くと醗酵が始まり白カビが出て染まりやすくなります。茎のタンニンと泥の鉄分を、繰り返し何度も何度も染めることにより色が定着します。試行錯誤を重ね泥染めのコツを掴みましたが現在も研究は続きます。