【中古】アメリカの論理 / 新潮社 / 吉崎達彦(新書1-2)

【内容情報】
なぜアメリカはイラク攻撃にこだわったのか。安易な陰謀史観に頼らずとも、9・11以降のブッシュ政権内の「論理と力学」を丹念に分析すれば、その疑問は氷解する。ブッシュを取り巻くブレーンたちの動きを通して浮かび上がるのは、ナイーブで孤独な「揺れる超大国」の姿だ。新世代のアメリカ・ウォッチャーによる注目の論考。

【目次】
第1章 「悪の枢軸」の誕生/第2章 イラク攻撃の準備と中東情勢/第3章 壮大なオセロゲーム/第4章 タカ派集団「PNAC」の外交思想/第5章 政権を産んだ共和党内の力学/第6章 ブッシュ流「草の根保守派」の本質/第7章 「9・11」という転換点/第8章 パウエルの逆襲と対イラク国連決議/第9章 「ナイーブな帝国」の行方