数ページ角に折れ有!【中古】満足化社会の方程式(新潮文庫)/堺屋太一/新潮社(文庫1-1)
【内容情報】
「55年体制」の崩壊、「日本式経営」の逼迫により、日本は変革を模索する時代を迎えた。冷戦構造と成長構造に支えられ、数量拡大を目指してきた「高度化」社会は、別次元の「満足化社会」へと転換せざるをえないだろう。いま必要なのは、歴史を再検証することだ。江戸・元禄〜宝永〜享保の時の流れは、乱期の「今」を位置づけ、「大変」な時代を探る手掛かりに満ちている。日本社会を洞察する。
【目次】
序章 「戦後の終り」が終った/第1章 忍び寄る「平成享保」の危機/第2章 「平成不況」-または成長構造の終焉/第3章 世紀末の決断/第4章 「熱い平和」の到来/第5章 不況の効用