<マメ類の保管方法について> マメ類は天日で乾燥しておりますが水分は含まれておりますので、ご到着後は紙袋に入れて、冷蔵庫や冷暗所・涼しい場所にて保管して下さい。 密封したビニル袋のままで長期間保存するとカビが生えてくる場合があります。
北海道・津別町の横井さんが育てた無農薬・無肥料栽培黒豆 肥料や農薬も使わないこだわり農法(不耕起農法) で黒千石大豆を栽培しているのは、北見市から20分ほどの林業の街・津別町の「横井一幸」さん。 父と13.5haを畑作三品(ビート・小麦・芋)で経営していたが、父が病に倒れたりいろんな事情によって売却したり、貸したりして、現在は一人で1haを営農しています。 露地栽培は、黒千石大豆・ニンジン・カボチャと3種類、ハウスではトマト・アスパラ・ピーマンなどです。 いつもニコニコ笑顔で優しい横井さんだが、秘めている根性は並々ならぬものがあります。
黒千石大豆は町内でお店をしている健康志向の方から 「この黒豆は普通にない栄養分を持っているので真剣に栽培してみたら・・・」 ということで30粒戴き、140キロまで収獲できたという。 「茎や殻の乾燥が遅く、収穫が11月中旬になります。それから仁王積みにして脱穀は12月に入ってからです。すごく寒い時期なので正直言ってきついですね〜」 乾燥に11月末までかかる。脱穀が寒い中とても辛い!
横井さんは、平成25年度から全ての畑を「無肥料」にしました。 今までも肥料や堆肥は使わず、オホーツクの海水に微量の大豆カスや菜種カスを入れ、微生物で発酵させたものを少量散布していましたが、土壌微生物の維持活性ができましたので、完全な無肥料栽培に移行しました。 天日自然乾燥するための仁王積みの作業には、多くの友人・知人が応援に駆け付けてくれました。
黒千石大豆とは? 黒千石は、黒豆の中でも特に小さく鈴生りになるタイプですが、栽培に手間がかかり収穫までに時間が必要なこと、霜や低温にやられて収量にばらつきがあることなどから、70年代以降は栽培がすっかり途絶え 「幻の黒大豆」 と呼ばれていました。 黒千石大豆(写真左)と祝黒(いわいくろ)です。とても小さいですね。
しかし、平成13年に北海道の森町に住む農業研究家・田中淳さんが貯蔵しているのを発見し50粒を厳選し、28粒を岩手県にて発芽させました。 大豆イソフラボンおよびポリフェノールの値が高い と云われ、ポリフェノール含量については豆類の中で最も多く含まれている小豆(0.4〜0.6g)の約2倍(1.3g)含有していると云われます。 2008年に北海道大学遺伝子病制御研究所により、 免疫を担うリンパ球が刺激されて感染抵抗力が高いこと がわかり、インターフェロンγの生成を促す物質が発見されました。 播種後1ヶ月の黒千石大豆。元気に伸びてきています。
300g入りもあります。左−300g 右−1kg
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