何も足さない、何も引かない「素炒り」・・・黒豆茶にも 「哲人秀さん」こと伊藤秀幸さんが無農薬・無肥料栽培した黒豆を使った「手軽に食べられる煎り豆」の製造を、こだわりの豆菓子で有名な小樽市の「近藤製菓所」さん にお願いしました。 近藤製菓所さんは甘納豆を中心に豆製品を作って50年、という小樽でも歴史のある老舗格で、新聞やテレビでも時折取り上げられる 北海道でも歴史のある製造所です。 近藤さんご夫婦。頑固な中にも人間味の暖かさが光るご主人と奥様
近藤さんは「まず最初に気をつけることは豆の質です。豆は品種や栽培地によってかなり異なりますので、届いた豆をさらに手で選別することから始めます。」 「豆のばらつきや変形が多いと味に大きく影響を与えますから、選別には一番気を使います」と奥様が云う。 「しかし、形や色がきれいに整っていても、化学肥料を使って機械乾燥をしている豆はどんなに気をつけて作っても甘みや香りがあまりないんです。ふきのとうさんの豆は 甘みがあって香りも豊かで、作っていても幸せな気分になれます! やはり、昔のように肥料を使わずに天日で乾燥した豆は絶品 です!」 とご主人にお褒めの言葉を戴いて、感激しました。 いろんな種類の豆が運び込まれるが、とにかく選別が製品の命を決定する
ご主人と奥様は同じオホーツクの網走に近い「清里町」出身とのこと。 「農家に生まれて機械もない時代、幼いころから両親の手伝いをして厳しい寒さや我慢できないほどの真夏の農作業を体験してきました。雪が降った後に豆の脱穀をした辛さ・・・・・ 冷害が続き食べるものもなく、ジャガイモの塩茹ばかり食べた嫌な時期もありました。 お米のない時代は薪ストーブの上でコトコト煮て金時豆も良く食べましたよ。 ですから、小樽の豆菓子の師匠に弟子入りしてこの道に入ったのです」 オホーツクからの私に懐かしい思い出話をしてくれました。 「火加減も重要なんです!品種や栽培地によって変わってきますので、火加減にはかなり神経を使いますね。食べながら火加減を調整します。」といいます。 何度も火加減と味を吟味しながら作るには1時間はかかる
近藤製菓所さんの焙煎方法は 昔ながらの直火焙煎法 です。 90センチ×50センチの網の中へ豆を入れてガスを点火し直火で焙煎する「直火焙煎法」で、この方法は大量には製造できませんが 仕上がった豆の風味が違ってきます。 ”風味が生きている”んですね。 ■3種類セットはこちら: 焙煎黒豆3種類セット 1,040円 → 980円 ■お得な5個セットはこちら: 焙煎黒豆(素炒り)5袋セット 1,700円 → 1,580円 ■お得な10個セットはこちら: 焙煎黒豆(素炒り)10袋セット 3,400円 → 2,980円 天日乾燥・無農薬・無肥料の完全自然農法産黒豆のみを使用 原料の黒豆は、北海道・訓子府町穂波にある「哲人秀さん」こと伊藤秀幸さんの畑で無肥料栽培で育った豆を、豆の美味しさと香りを最大限に引き出す天日自然乾燥したものを使っています。 農薬や除草剤、肥料などは一切使用していないので、安全なだけではなく豆にとってもっとも自然な環境で育っており、豆本来の風味や香りが豊かで甘味が強いのが特徴 です。 一緒に無肥料栽培をしている伊藤君の栽培している玉ねぎが「どっちの料理ショー」の特選素材として選ばれるなど、安全性だけではなく無肥料栽培農産物の美味しさが評価されてきています。
■無肥料栽培について詳しくはこちら→無肥料栽培とは? ■ふきのとう自然農園の農作業や畑の様子はこちら→ふきのとう自然農園ギャラリー 20年以上化学肥料や農薬を使っていないこの畑で、無農薬・無肥料で育った豆を100%使っています
天日自然乾燥は無肥料栽培豆本来の風味をさらに引き出します 短時間で強制的に乾燥させる”機械乾燥”ではなく、約1ヶ月間畑でじっくりと時間かけて乾燥させる ”天日自然乾燥”をしています。 機械乾燥は、乾燥時の熱によって栄養素や細胞が破壊され、香りや風味が落ちてしまいますが、天日自然乾燥は甘味・旨みが増すため、自然農法豆の美味しさと香りを最大限に引き出します。 黒豆茶にもどうぞ 焙煎黒豆(素炒り)はそのまま食べても実に香ばしく、コーヒーやお茶、紅茶などに最適ですが、「黒豆茶」にもいいですよ。 1リットルのお湯に(沸騰させないで)15分ほど煎じて下さい。 夏は冷蔵庫で冷茶で、アイスコーヒーに入れたり、少しラカンカを入れてお飲みになってもよいと思います。 お茶にして残った黒豆の料理方法(冷凍保存しておいてお使い下さい) - ハンバーグやカレーを作る時に入れる
- ご飯を炊く時に入れる
- 煮豆を作る
- パンを焼く時に入れる
- サラダに入れる
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