無農薬でお米を作るのは本当に大変です。
雑草をそのままにしておくと田圃の養分も取られ、お米に栄養があまり行かなくなり、またいろんな病気の原因にもなるので昔から「雑草取り」は農家にとって大変な作業で、中腰になって行う作業は辛く、年と共に腰が曲がってしまう大きな原因です。
「無農薬米」と「1回除草剤使用」はほんの少しの違いしかないように思われますが、収穫までの過程を考えると、「天と地」ほどの苦労があります。
除草剤を1回使用するだけで、1年間ほとんど田んぼの雑草処理が必要ありません。
しかし、無農薬で栽培するには最低、3回は水一杯の田んぼに入り、1本1本草を引き抜かなければなりません。
米作りの農家は「腰と足が痛くなり、最後は痛みが感じなくなり痺れてくる」と言います。
また、でめんさんを雇うために多くの人件費もかかります。その為「無農薬」「低農薬」では大きな価格の差が開くのです。その実情を御理解下さい。
<肥料>
1)有機ペレット(10a/100kg)
2)鶏糞(10a/30kg)
3)米ぬか(適時)
<天然防除資材>
1)食酢(殺菌として)
2)抽出液(ニーム・にんにく・とうがらし=忌避剤として)