カンタン度★★★本格度★★★★★★
1.樹脂(パラフィンワックス入)
2kg樹脂はFRPの素材料となる基本的な素材です。
硬化剤を1%〜2%添加することで液体が固体に早変わり。
2.硬化剤 50ml
一般的な硬化剤です(外国産、国産問わずFRP素材屋さんの樹脂、ゲルコートすべてに使用できます。)。
50mlと大容量が入っていますので、残った物は次回にまた使うことができます
3.アセトン 500ml
代表的なアセトンです。
樹脂を薄めたり、道具を洗ったり、型の脱脂(表面についている油脂分やゴミなどを綺麗にとること。)
ができます。
4.ガラスマット 1kg
非常に表面がなめらかなガラスマットです。
ガラスマットに樹脂を塗布ローラーで塗りつけると、自然に中に浸透していきます。浸透したら、素早く付属のアルミローラーで泡抜きをしてください。
強く押さえながら泡を抜こうとすると、ガラスマットが偏ったり、マット目が際だってしまうので、優しくなでるように泡を抜いていきましょう。
5.離型剤
NEWセットでは、乾燥を防ぐために専用の容器に入っています。
型に塗って、乾燥させましょう。
その上にFRPを塗ってパカッと外せば型の形がそのままできあがり!です。
6.ローラーハンドル
ローラーハンドルはプロも愛用する握りやすいグリップ形状の物を選択しました。
ローラーハンドルは再利用出来ます。スペアローラーを買いましょう。
別売りの継ぎ手にぴったりのネジが付いているので3メートルまで伸ばすことも出来ます。
7.ローラー 4本
ローラーは強く押さえるのではなく、優しく樹脂をおいていくように転がしましょう。
樹脂がつけば、ガラスマットに自然に浸透していきます。
強く押さえすぎると毛羽だったり、マット目がよじれたりします。
8.脱泡ローラー
アルミローラーです。
強く押さえるのではなく、優しく転がしましょうね。泡を押さえるよりも、泡を逃がすイメージでするととても綺麗に仕上がりますよ。
9.マスキングテープ
プロも愛用する中幅テープを選択しました。
塗りたくないところを覆い隠しましょう。
直線をマスキングしたいときは、始点を左手の親指(逆も可)でおさえて、テープの真ん中の穴に人差し指を指してビーッと引っ張って下さい。面白いように直線が引けますよ。
10.マスク・グローブ
FRPは粉が飛んだり、ガラスファイバーが飛んだりするので、必ず付属マスクをつけるようにして下さい。
FRPの作業時には樹脂が浸透する軍手よりもこのタイトハンドビニルグローブが適しています。
これは手にぴったりとフィットするので、樹脂の粘着で手袋が持って行かれることが少ないです。
ガラスマットがチクチクするので、必ず使用するようにして下さい。
FRP作業には欠かせなくなるぐらいやみつきになるビニルグローブですよ。
11.30ミリ刷毛
30ミリハケは、エアロパーツ、細かい成型物などの曲面の多い部分に使用しましょう。
12.バケット
ローラーと親和性の高いローラーバケットです。
ローラーをそのまま入れておくことが出来、取ってもついているので、作業性がグーンとアップします。
13.バケット内容器 2枚
バケット内容器は片勾配付です。
貴重な材料を最後まで余さず使い切る事ができます。
14.フレンズペーパーセット 大判 6枚入
番手がそれぞれ違うセットが6枚入っています。
#40が一番粗く、#1000が一番細かいです。
粗→中→細という順番で削りましょう。
15.丸内容器
丸型容器は、ハケなどのつけ置きの他、洗浄などにも使用できます。
16.50ミリ刷毛
50ミリハケは、曲面や角の部分に力を発揮します。
17.70ミリ刷毛
70ミリハケは、大断面の曲面などに使用できます。
18.かくはん棒
攪拌用の棒です。細すぎても太すぎてもやりにくいです。硬化剤を入れたら手早くかき混ぜましょう。
19.マニュアル
FRP素材屋さんオリジナル、FRP自作マニュアルです。
FRPの基本、ポリエステル樹脂の硬化特性、作業の手順などが書いてあります。FRPのよく起こるトラブル表とその対策表は必ず目を通すことをおすすめしますよ。