【第2類医薬品】ツムラの漢方 防通散BF 顆粒48包


使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
1.本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないでください。
 他の瀉下薬(下剤)
2.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳をさけてください。
■相談すること
1.次の人は服用前に医師または薬剤師に相談してください。
 (1)医師の治療を受けている人
 (2)妊婦または妊娠していると思われる人
 (3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
 (4)胃腸が弱く下痢しやすい人
 (5)発汗傾向の著しい人
 (6)高齢者
 (7)今までに薬により発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
 (8)次の症状のある人
 むくみ、排尿困難
 (9)次の診断を受けた人
 高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害
2.次の場合は、直ちに服用を中止し、文書を持って医師または薬剤師に相談してください。
 (1)服用後,次の症状があらわれた場合

関係部位
症状
皮ふ
発疹・発赤、かゆみ
消化器
胃部不快感、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛

まれに次の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称
症状
間質性肺炎
せきを伴い、息切れ、呼吸困難、発熱等があらわれる。
偽アルドステロン症
尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等があらわれる。
肝機能障害
全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。

 (2)1ヵ月位(便秘に服用する場合には1週間位)服用しても症状がよくならない場合
3.長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談してください。
4.次の症状があらわれることがありますので、このような症状の継続または増強がみられた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
 下痢


効能・効果

体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症(副鼻腔炎)、湿疹・皮膚炎、吹出物(にきび)、肥満症


用法・用量

次の量を、食前に水またはお湯で服用してください。

年齢
1回量
1日服用回数
成人(15歳以上)
1包(1.875g)
2回
7歳以上15歳未満
2/3包
4歳以上7歳未満
1/2包
2歳以上4歳未満
1/3包
2歳未満
服用しないでください

*用法・用量に関連する注意
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。


成分・分量

本品2包(3.75g)中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス2.25gを含有します。
日局オウゴン・・・1.0g、日局カンゾウ・・・1.0g、日局キキョウ・・・1.0g、日局セッコウ・・・1.0g、日局ビャクジュツ・・・1.0g、日局ダイオウ・・・0.75g、日局ケイガイ・・・0.6g、日局サンシシ・・・0.6g、日局シャクヤク・・・0.6g、日局センキュウ・・・0.6g、日局トウキ・・・0.6g、日局ハッカ・・・0.6g、日局ボウフウ・・・0.6g、日局マオウ・・・0.6g、日局レンギョウ・・・0.6g、日局ショウキョウ・・・0.15g、カッセキ・・・1.5g、乾燥ボウショウ・・・0.35g
添加物として日局軽質無水ケイ酸、日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物を含有します。


保管および取扱い上の注意

1.直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
2.小児の手の届かない所に保管してください。
3.1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に服用してください。
4.本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少顆粒の色調等が異なることがありますが効能・効果にはかわりありません。
5.使用期限を過ぎた製品は、服用しないでください。


商品区分

第2類医薬品


文責者

森田 雄喜 登録販売者


防風通聖散(ボウフウツウショウサン)/漢方薬とは

体力のある太鼓腹の肥満タイプで、便秘がちの人で高血圧症の随伴症状、 肥満症、便秘、尿量減少、むくみ、のぼせ、肩こりなどに利用されます。体の熱をさまし、病因を発散させたり、体の水分循環を改善し、便通をつける作用もあります。金時代の宣明論という古典書で紹介されている処方です。


お問い合わせ先

株式会社ツムラ
東京都中央区日本橋3-4-10

お客様相談窓口
東京都千代田区二番町12-7102-8422
電話0120-329-930
受付時間9:00-17:45(土、日、祝日を除く)

第二類医薬品とはまれに入院相当以上の健康被害が生じる可能性がある成分を含むもの。(例)主な風邪薬、解熱鎮痛薬、解熱鎮痛剤など