ピムス(Pimm's)とは、カクテルの材料とされることを前提に開発された、混成酒のシリーズです。
このピムスには、No.1からNo.6までが存在し、それぞれ成分が異なっています。
いずれも炭酸飲料で割って飲むのが基本とされており、瓶のラベルにもその旨が書かれています。
ロンドン中心部のプルトリーで、オイスターバーを経営していたジェームス・ピムが、バーの客に出していたジン・スリングを、後継者が家庭でも再現できるようにと1870年代に発売した混成酒が、現在のピムスの原型となっています。
ジェームス・ピムは、バーにやってくる客のために、ジンをベースとしたカクテルを、何種類も作ってゆき、それらの中で特に客から好評を博したのがジン・スリング でした。
彼のバーには、彼の作るジン・スリング目当てで来店する客が多数いたと言われており、そこでジェームス・ピムの後継者が、いわゆる「ジン・スリングの元」を瓶詰めにして1870年代に販売を始めました。
これが、今日のピムスNo.1の原型です。その後、No.2からNo.6まで発売されていきました。
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ピムス ナンバー1 |
元々のピムスNo.1は、基本的に炭酸飲料で割ることでジン・スリングを楽しめるようにと製造された混成酒。 1997年現在のピムスNo.1は、ロンドンで生産されたジンをベースとして作られ、ヨーロッパで作られた数種のリキュール、ハーブ、スパイス、柑橘類のエキスなどを配合して製造されています。 |
生産者 | ディアジオ社 |
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生産地 | イギリス |
タイプ | リキュール |
原材料 | ジン/リキュール、ハーブ、スパイス |
内容量 | 700ml |
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度数 | 25.00度 |