ジェムソン社は1780年にダブリン市内のボウストリートに創立されました。
アイリッシュ・ウイスキーは、大麦麦芽のほかに穀物を原料としていて、昔ながらの単式蒸留方式で、3度の蒸留するのでスコッチよりも軽く、スッキリしたものになります。
旧来の伝統的製法を余りにもかたくなに守り続けたジェムソン社は、このため経営を危うくし、1971年には操業停止のピンチを招きました。
その後、アイリッシュ・ディスティラリーズ・グループの必死の経営努力が実を結び、今日、また脚光を浴びるようになりました。
ジェムソンはアイリッシュ・ウイスキーのベストセラー・ブランドで、現在はペルノ・リカール・グループの主力商品の一つとなっています。
「ジョン・ジェムソン」とも呼ばれ、ヨーロッパ全域、アメリカなどでは特に人気があります。
![]() |
---|
BLACK BARREL ジェムソン ブラック バレル |
ジェムソンでは創業当初、使っていない樽は蒸留所に放置されており、熟成に使う時に樽の内側を黒く焦がすチャーリングを行って再利用していました。 ジェムソン・ブラック・バレルは、このチャーリングの製法を受け継ぎ、さらに磨きをかけ誕生した商品です。 3回の蒸留による滑らかさと、チャーリングを2度行った黒焦げの樽「ブラック・バレル」による熟成で生まれる芳醇で複雑な味わいが特徴。 樽はバーボン樽とシェリー樽を使用。シェリー樽はゆっくりとした加熱で内面をトースティングし、バーボン樽には熟練の職人がチャーリングを施しています。 最後にマスターブレンダーが1つ1つの樽のフレーバーを見極め、それぞれを絶妙にブレンドして完成します。 |
![]() |
バタースカッチやクリーミーなトフィー、胡椒のようなピリッとした香味が広がります。 シェリー樽由来のネクタリンやアプリコット、完熟リンゴ等のみずみずしいフルーツの香り。 焦がしたバーボン樽からは濃厚なスパイスや香ばしいナッツの香り、バニラの甘さ溶け込みます。 芳醇で力強く、焦がした木の香りやバニラの余韻が続きます。 |
生産者 | ジェムソン |
---|---|
生産地 | アイルランド |
タイプ | アイリッシュウイスキー |
原材料 | モルト、グレーン |
内容量 | 700ml |
---|---|
度数 | 40.00度 |