ローヤルは、日本のウイスキーの父であり、サントリーの初代マスタープレンダーである鳥井信治郎の最後にして最高の名作です。日本人が本当においしいと感じる味わいを求め続け、彼が完成させたブレンド比率はまさに「黄金比」と呼ぶにふさわしい極み。人間が美しいと感じる造型が黄金の比率からできているように、ローヤルもまた「黄金比」のブレンドから生まれます。ローヤルのあの独創的な、他のどんなウイスキーにも似ない瓶。その形は、漢字の「酒」のつくりの部分、「酉」をかたどっています。この文字は、十二支の十番目の「とり」にあたると同時に、酒の壺、酒器をも意味します。また、微妙なカープを描く栓は、山崎蒸溜所の奥にある神社の鳥居にちなんだものです。
日本の高級ウイスキーの代名詞 初代マスターブレンダー鳥井信治郎が 生み出した名作“サントリー・ローヤル”