本坊酒造が手掛ける二つのウイスキー蒸溜所
本坊酒造は、日本の風土を重視したウイスキー造りを追求し、「マルス駒ヶ岳蒸溜所」と「マルス津貫蒸溜所」の二つの蒸溜所を展開しています。
長野県の標高798mに位置する駒ヶ岳蒸溜所では、冷涼な気候のもとで長期熟成に適したウイスキーを生産。本坊酒造の創業の地である鹿児島県の津貫蒸溜所では暖かい気候と寒暖差の大きな盆地特有の環境が、ウイスキーの熟成を促進します。
本坊酒造は、この二つの蒸溜所を活用し、多彩なジャパニーズウイスキーを生産。それぞれの蒸溜所で異なる個性を持つ原酒を製造することで、シングルモルトはもちろん、ブレンデッドウイスキーの可能性も広がっています。
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マルス蒸溜所の歴史、本坊酒造の挑戦と進化 本坊酒造は、明治5年(1872年)に鹿児島県津貫で創業し、焼酎造りを中心に酒造業を営めました。 その後、1949年にウイスキー造りへの挑戦を開始し、より理想的な環境を求め、1985年に長野県の中央アルプス山麓に「マルス駒ヶ岳蒸溜所」を開設しました。 一方、本坊酒造発祥の地である鹿児島県津貫では、2016年に「マルス津貫蒸溜所」を新設。鹿児島県で32年ぶりのウイスキー蒸溜所がオープンすることになり、大きな注目を集めました。 本坊酒造は、長い歴史と経験を対話しながら、伝統と未来を融合させたウイスキー造りを続けています。 |
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冷涼な気候と清冽な水が育む繊細な味わい 「マルス駒ヶ岳蒸溜所」 本坊酒造の「マルス駒ヶ岳蒸溜所」は、長野県中央アルプスの標高798mに位置し、ウイスキーの熟成に最適な環境を備えています。 寒冷な気候のため、熟成がゆっくりと楽しみ、バランスの取れた繊細な味わいのウイスキーが生まれます。 中央アルプスの花崗岩層を通った清冽な伏流水を使用することで、ウイスキーに柔らかく澄んだ風味が感じられます。 フラッグシップである「駒ヶ岳」は、フルーティーで華やかな香りと、まろやかな口当たりが特徴です。 |
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本坊酒造発祥の地で生まれる芳醇なウイスキー 「マルス津貫蒸溜所」 本坊酒造が2016年に開設した「マルス津貫蒸溜所」は、鹿児島県南さつま市津貫に位置し、暖かい気候と豊かな自然に恵まれています。 仕込み水には、東にそびえる蔵多山から湧き出る「蔵多山湧水」を使用。 「シングルモルト津貫」は、熟した果実の愛情とスパイシーなアクセントが調和した独自のフレーバーを持ち、多くのウイスキー愛好家に支持されています。 |
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マルスウイスキー 3&7 |
マルスウイスキー「3&7」は、この美しい自然環境の中、澄んだ空気と水から丹精込めて造られた7年以上のモルト原酒と3年以上熟成させたグレーンを使用し、中央アルプス駒ヶ岳山麓・地下120mより汲み上げた良質な水で割り水して仕上げています。 |
生産者 | 本坊酒造 駒ケ岳蒸留所 |
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生産地 | 日本/長野県 |
タイプ | ブレンデッド・ウイスキー |
原材料 | モルト/グレーン |
内容量 | 720ml |
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度数 | 40.00度 |