プーリア州D.O.C.コペルティーノの中の、モンテローニ・ディ・レッチェにある「ロッカ・デイ・モリ」は、社長の兄とエノロゴの弟を中心とした、7名のスタッフで運営する家族経営のワイナリー。
弟のマッシミリアーノ氏は、南イタリアのエノロゴ協会の会長でもあります。
契約農家からは、プドウの収穫量ではなく、栽培面積単位でブドウの買い取りを行います。
ブドウは1枝に2~3房のみ実らせ、夜中か早朝に手摘みで収穫し、良いプドウだけを厳選して使用します。
その年の作柄によって、造るアイテムを変更し、良いヴィンテージの年にしか上のクラスのワインは造りません。
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モットーは、熟成できるワイン造り。 1か月以上も醸し、発酵中も発酵後もピジャージュで巡廻させ、長期熟成に耐えるワインに仕上げます。 長い発酵・熟成によって蓄えられた個性を除去したくないとの考えからフィルターをかけずボトリング。 ボトル熟成も重要視し、通常の5~10倍もする価格のコルクを使用しています。 |
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Salento Rosso Sursum ロッカ デイ モリ サレント ロッソ スルサム |
サレント・ロッソ・スルサムは、ロッカ・デイ・モリで一番売れているワイン。 エノロゴのマッシミリアーノが、おすすめワインとして名前を挙げる自信作です。 畑の気候は、おだやかな冬と乾燥した春と夏が特徴。 手摘みで収穫したブドウを、温度管理のもと発酵させ、30〜45日醸しをします。 プリミティーヴォはアメリカンの、モンテプルチャーノはフレンチのバリック(小樽)で1年熟成。 さらに瓶でも1年熟成させています。 |
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ルビーレッド。 甘く芳醇な樽の香りと、深みのある果実味、まろやかなタンニンの赤ワイン。 モンテプルチャーノを加えることで、深みを与えています。 |
生産者 | ロッカ・デイ・モリ |
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生産地 | イタリア/プーリア |
生産年 | 2019年 |
品 種 | プリミティーヴォ50%、モンテプルチャーノ50% |
テイスト | 辛口 |
タイプ | 赤 / フルボディ |
内容量 | 750ml |
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土 壌 | 石灰質粘土土壌 |
醸 造 | アメリカンオーク(PR)、フレンチオーク(MP)で1年、後瓶で1年熟成 |
提供温度 | 16-18℃ |