レイクス蒸留所は、2014年イングランド北西部湖水地方に誕生した蒸留所です。
ユネスコ世界遺産レイク・ディストリクト・ナショナルパークとヨーロッパで最も水流の速いダーウェント川の純粋な水と美しい自然環境に恵まれた蒸留所です。
このレイクス蒸留所のウイスキー製造の重要なカギを握るのが、ウイスキーメーカーであるダヴァル・ガンジー氏。
マッカランやハイネケンでのキャリアを経て2016年からウイスキーメーカーとしてレイクス蒸留所に参加しています。
タヴァル氏は「ホリスティックなウイスキー造り」を理念に掲げたウイスキー造りを実践。
ホリスティックとは「全体・バランス」を意味し、無数にある作業や工程が一つ一つ独立したものだとは考えず、一部に手を加えると全体のバランスが変わってしまう、大きな1枚の絵画として捉えています。
その為レイクス蒸留所ではダヴァル氏が一貫してウイスキー造りの全工程に携わっているのです。
![]() |
---|
ウイスキー造りは、まず大麦の品種とモルティングの方法を選択することから始まり、湖水地方国立公園からの澄んだ冷たい水を加熱し、すりつぶした大麦に加えてクリアな麦汁を作ります。 このマッシングの工程をゆっくりと丁寧に行うことで、仕上がりがよりフルーティになります。 麦汁の発酵にはそのときどきによって酵母菌株を独自に組み合わせて使用しており、味わいに複雑さと深みを加えるため発酵プロセスは最長96時間をかけて行われます。 これは、ウイスキー業界の平均の2倍の長さに相当します。 |
![]() |
---|
熟成においてタヴァル氏がこだわるのが「シェリー樽」です。 多くの近代的な蒸留所がバーボン樽を使用するのに対し、レイクス蒸留所では原酒の80〜90%がそれぞれ異なった特徴を持つシェリー樽によって熟成されています。 500リットルのバットと呼ばれる大きな樽や、250リットルのホッグスヘッド樽を使用する事でそれぞれ異なるフレーバーを生み出します。 これによって、深みのある複雑な味わいのレイクスのウイスキーの個性を確立しています。 |
![]() |
---|
THE ONE COLHEITA CASK FINISH FINE BLENDED WHISKY レイクス ザ ワン コルヘイタ カスクフィニッシュ ブレンデッド ウイスキー |
コルヘイタ カスクフィニッシュは、レイクスシングルモルトをキーモルトに、厳選したハイランド、スペイサイド、アイラのスコッチモルト、グレーンウイスキーをブレンドし、オーダーメイドカスクでマリイングさせる唯一無二のブレンデッドウイスキー。 ヴィンテージポートワインを造るため単一年度のブドウだけを使用した、希少なコルヘイタ樽でフィニッシュすることで、リッチで心地よい余韻を持ちました。 |
![]() |
ピーチコブラー、新鮮なアプリコット、燻製の香り。 熟したプラム、バニラカスタード、温めたシナモンの味わい。 フィニッシュはリッチで心地よい余韻です。 |
生産者 | レイクス蒸留所 |
---|---|
生産地 | イギリス/イングランド |
タイプ | ブレンデッド・ウイスキー |
内容量 | 700ml |
---|---|
度数 | 46.00度 |
原材料 | モルト、グレーン |