『置いて流す』Blooowin!140Sをライトゲームシーンに向けて再設計
ブローウィンをライトゲームシーンにリファインする際に、ブラッシュアップすべき性能は何処なのか!?長きに渡ってスタッフ間で議論が繰り広げられた。
そもそも何故ブローウィンは釣れるのか?置いて流すメソッドから通常のスイムアクションまで幅広い速度域の中に織り込まれるイレギュラーなブレ、そしてジャーキングメソッド!ブローウィン140Sが成し得たものの多くは、無数のアングラーが存在し、その各々の使い方に対して、そのイメージを具現化する能力があってこそのものであった。
その懐の深さを象徴したテクニックのひとつがブローウィンジャークであり、ブローウィンという圧倒的に使いやすいジャークベイトの普遍的な性格は、ただただ愚直なまでに基本に忠実で『釣れる』という性質にある。ライトゲームで、特にメバルに向けて新旧幾多の名作ルアーたちとの比較テストを行なったが、何年も重ねてフォーカスした点は、“喰わせの性能”を極限に高める事であった。 数えきれないプロトを何度も上書きし、ブローウィンらしいダブルアクションの基本性能はすぐに完成したが、ほんの少し、あと一歩がもっとも遠く、納得のいくブローウィン60Sの性能になるまで、実に7年もの時間を要した。
ブローウィン60Sを水の流れにその身をまかせたとき、どんな風に揺らぐから釣れ、はたまた釣れないのか。
人の目で観た時にみてくれの良い揺らぎのアクションで如何にも釣れそうなイメージを抱かせたプロトたち。そんなプロトであっても魚にあっさりと見切られる瞬間を何度も見てきた。原因は?その答えは魚だけが知っている、だから繰り返して検証し究明した。動きに混じる“釣れない要素”は何なのか。魚に訊いて徹底的に釣れない要素を排してその答えをブローウィン60Sに詰め込んだ。
基本の動きは強すぎず弱すぎずのウォブンロールで、そして時々混じるブレ。高速リトリーブからスローダウンさせたアクション中にも喰わせの間である『揺らぎ』のアクションを誘発し、全速度域でのダブルアクションがこのブローウィン最大の特徴である。
ブローウィン60Sはどの速度域でも宿り続ける生命感(浮遊感)を感じられるだろう。。そして静と動のスキマに仕掛けられた” 1/f ”の揺らぎを使いこなせ。
※製品の外観・仕様は改良のため、予告なく変更することがあります。
ブローウィン60Sはただのダウンサイジングではない