YVC-1000は、マイクとスピーカーを独立させた分離型を採用。
低音から高音までクリアに再生できるスピーカーをディスプレイの前に置くことで、映像と音声の一体感が生まれます。
さらに、ストレスのない双方向会話をサポートする適応型エコーキャンセラーなどヤマハの音声処理技術を多数搭載。
自然で快適な遠隔コミュニケーションを実現します。
PCベースのWeb会議ではUSB、スマートフォンやタブレットを使う場合はBluetooth、ビデオ会議とはオーディオ入出力端子でスムーズに接続。3つのインターフェースを搭載しているので、デバイスや会議システムの種類を問わずフレキシブルに対応します。
例えば、Web会議中にインターネット回線に障害が発生してWeb会議が継続できない緊急時でも、スマートフォン経由の音声会議に切り替えて会議を続行することも可能です。
NFC対応のスマートフォンやタブレットなら、Bluetoothボタンが点滅中に本体上面のNFCロゴマークにかざすことで、かんたんに接続できます。
小〜中規模会議までカバーする標準構成(マイク1台付属)にオプションの拡張マイクを増設し、合計5台まで連結できるので、部屋の規模やレイアウトにあわせて多目的に活用できます。さらに外部スピーカーを加えることでより広範囲をカバーできるので、大規模会議や大きな会場での遠隔セミナーなどでも活躍します。
YVC-1000は使用中に室内の音響環境を学習することにより自動で最適化されますが、使用前に「音叉ボタン」を押すことで、自動音響調整機能により音響設定をあらかじめ最適化できます。音響状態に問題がある場合には「音叉ボタン」がオレンジ点灯して異常を通知。音声ガイダンスにより、その内容を確認することができます。また、音声ガイダンスは、自動音響調整機能の実行時以外にもBluetooth接続完了時の音声アナウンスなど、さまざまなシーンで操作をサポートします。
それぞれのインターフェース(USB/Bluetooth/オーディオ入出力)に接続した複数の入力音声をミキシングして、異なる回線間での通話を可能にするオーディオミキサー機能を搭載。USBでWeb会議に接続しながら、スマートフォンともBluetoothで接続して、両方の音声をミキシングして通話することもできます。
ハンドマイクとの接続が可能になる、外部マイク接続機能を搭載。ハンドマイクの音声を、自拠点のYVC-1000本体スピーカーからも出力することが可能になります。講師の音声を遠隔拠点側に配信しながら自拠点にも拡声できるので、セミナー配信や遠隔授業などの用途にも最適です。
※外部マイク機能の利用にはPCによる設定(設定アプリケーション「YVC-1000 Configurator」)が必要です。
YVC-1000には高性能の適応型エコーキャンセラーをはじめ、ヤマハが長年培ってきた高音質技術を数多く搭載。人間の声を高い精度で判定する技術「HVAD」(Human Voice Activity Detection)をさまざまな音声処理に組み込むことにより、音声とノイズをしっかり仕分けして、「話しやすく」「聞きやすく」「疲れない」音声コミュニケーションを実現します。
・ストレスなく双方向会話できる 「適応型エコーキャンセラー」
YVC-1000には高性能の適応型エコーキャンセラーをはじめ、ヤマハが長年培ってきた高音質技術を数多く搭載。人間の声を高い精度で判定する技術「HVAD」(Human Voice Activity Detection)をさまざまな音声処理に組み込むことにより、音声とノイズをしっかり仕分けして、「話しやすく」「聞きやすく」「疲れない」音声コミュニケーションを実現します。
・発話者を自動で追尾する 「マイク自動追尾」
話者位置検出機能により声の方向を自動で追尾して、発話者にフォーカスしたクリアな収音を可能にします。物音には反応せずに人の声のみをとらえて収音するので、ノイズがある部屋や多人数で会議をする際に威力を発揮します。
・マイクに近い人と遠い人の声量を調整する 「オートゲインコントロール」
マイクで収音した大きな音も小さな音も、最適な大きさに調整し、マイクからの距離や声量の違いによって生じる通話先での音量差を低減。ノイズがある環境では、人の声だけを増幅することで、快適なコミュニケーションをサポートします。
・ノイズを消して声だけを伝える 「ノイズリダクション」
プロジェクターやエアコンなどから定常的なノイズが発生する環境でも、マイクで収音した音声からノイズ成分を除去。通話先には発話者の声をクリアに伝えます。
・声が響きやすい空間でもクリアに伝える 「残響抑圧」
残響が多い空間で遠隔会議を行うと声が響くため、通話先で再生される音声が聞き取りにくくなります。YVC-1000 は、部屋の特性に起因する残響成分を抑圧処理することにより、通話先にクリアな音声を届けます。
・スピーカー再生音を聞き取りやすく調整する 「オートルームEQ」
部屋の音響特性に応じて、スピーカーからの再生音を最適な音質に調整。通話中の音声信号を利用してリアルタイムかつ自動で調整するため、部屋が変わってもわずらわしい音質調整をする必要がなく、残響等を抑えた聞き取りやすい音声を再生します。