無線LANルーター バッファロー WXR18000BE10P/D [Wi-Fi7 無線LANルーター 11be/ax/ac/n/a/g/b 11529+5764+688Mbps]

<スペック>
【無線LANインターフェース】
●伝送方式:CCK、DSSS、OFDM、OFDMA、MIMO、MLO
●周波数範囲(チャンネル):【6GHz】191〜283ch(5955〜6415MHz)
【5GHz】W52 36/40/44/48ch(5180〜5240MHz)、W53 52/56/60/64ch(5260〜5320MHz)、W56 100/104/108/112/116/120/124/128/132/136/140ch(5500〜5700MHz)、W56(新電波法対応) 144ch(5720MHz)
【2.4GHz】1〜13ch(2412〜2472MHz)
※電波法により6GHz/W52/53は屋外使用禁止です。(法令により許可された場合を除く)
●準拠規格(最大転送速度):【6GHz】IEEE 802.11be 11529Mbps (320MHz 4x4)、IEEE 802.11ax 4803Mbps (160MHz 4x4)
【5GHz】IEEE 802.11be 5764Mbps (160MHz 4x4)、IEEE 802.11ax 4803Mbps (160MHz 4x4)、IEEE 802.11ac 3466Mbps (160MHz 4x4)、IEEE 802.11n 600Mbps (40MHz 4x4)、IEEE 802.11a 54Mbps
【2.4GHz】IEEE 802.11be 688Mbps (40MHz 2x2)、IEEE 802.11ax 573Mbps (40MHz 2x2)、IEEE 802.11n 300Mbps (40MHz 2x2)、IEEE 802.11g 54Mbps、IEEE 802.11b 11Mbps
※表示の数値は理論上の最大値であり、実際の転送速度を示すものではありません。
●セキュリティー:WPA3 Personal、WPA2 Personal、WPA/WPA2 Personal、WPA2/WPA3 Personal、WEP(128-bit / 64-bit)、OPEN、Any接続拒否、プライバシーセパレーター、MACアクセス制限(最大登録許可台数 64台)
●外部アンテナ:【6GHz】4本、【5GHz】4本、【2.4GHz】2本(うち、5GHz/2.4GHz共通 2本、5GHz専用 2本、6GHz専用 4本)
●アクセスモード:インフラストラクチャーモード、中継機能
【有線LANインターフェース】
●伝送速度:【LANポート】10G/5G/2.5G/1G/100Mbps×1(AUTO-MDIX)/1G/100M/10Mbps×3(AUTO-MDIX)、【INTERNETポート】10G/5G/2.5G/1G/100Mbps×1(AUTO-MDIX)
※半二重通信(Half-Duplex)には対応しておりません。
●端子形状:RJ-45型 8極
●WAN側IP取得方法:手動 / DHCP / PPPoE / DHCPv6-PD / IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)※
※IPv4 over IPv6での通信はOCNバーチャルコネクト、v6プラス、IPv6オプション、transix、クロスパス、v6 コネクトに対応しています。
●セキュリティー:ステートフルパケットインスペクション(SPI)、パケットフィルタリング、VPNマルチパススルー(PPTP)
●その他機能:回線自動判別切替機能
●インターフェース:USB 3.2 (Gen1)
●端子形状:USB Type-A×1 ※初期設定はUSB 2.0(Web設定画面よりUSB 3.2(Gen1)に切り替え可能です。)
●ネット脅威ブロッカー:ネット脅威ブロッカー2 プレミアム
●電源:AC100V 50/60Hz
●消費電力:35.5W(最大)
●外形寸法(幅×高さ×奥行):300×195×75mm ※本体のみ(アンテナおよび突起部除く)
●質量:約1700g ※本体のみ
●動作保証環境:【温度】0〜40℃、【湿度】10〜85%
●保証期間:1年間
●RoHS基準値:準拠
●VCCI適合:VCCI Class B
●主な付属品:スタンド、LANケーブル(カテゴリー6A 2m)、ACアダプター、取扱説明書、保証書


Wi-Fi 7対応トライバンドルーター フラッグシップモデル

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※1:表示の数値は理論上の最大値であり、実際の転送速度を示すものではありません。
※2:端末も対応している必要があります。
※ 画像はイメージです。

国内メーカー初(※)「Wi-Fi CERTIFIED 7™」を取得、W-Fi 7に対応したフラッグシップモデル

メルコホールディングス(東・名 6676)グループの株式会社バッファロー(本社:名古屋市、代表取締役社長:牧 寛之、以下バッファロー)は、2024年1月8日(月)にWi-Fiの規格認証を行う業界団体Wi-Fi Alliance®の最新Wi-Fi規格認定プログラムである「Wi-Fi CERTIFIED 7™」を本商品「WXR18000BE10P」において国内メーカーで初めて取得しました(※)。
※ 日本で創業した企業が製造及び販売している家庭用Wi-Fiルーターとして。
2024年1月9日(火)時点、Wi-Fi Alliance® Product Finderの確認に基づくメーカー調べ。

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「Wi-Fi 7」とは?

最大通信速度や接続の安定性が向上

Wi-Fi 7 は、Wi-Fi 6(6E) をベースに、通信効率や遅延が改善された新時代の無線規格です。IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers、米国電気電子学会)では IEEE802.11be という規格で策定が進められており、Wi-Fi Alliance からは 7番目の規格として案内されています。従来の規格に比べ、最大通信速度や接続の安定性が向上し、進化するWi-Fiの利用シーンの要求に応えられるようになりました。
※ 「Wi-Fi」は、「wifi 」や「WiFi」などのように表現されることもありますが、正式な記述は「Wi-Fi」で、「ワイファイ」と読みます。

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今までのWi-Fiとの違い

最大通信速度は Wi-Fi 6(6E)の約3.7倍

最大通信速度で比較すると、Wi-Fi 7(36Gbps)は、Wi-Fi 6(6E) (9.6Gbps)の約3.7倍です。
※ Wi-Fi 7 の数字はMLO利用時(2.4GHz 4ストリーム+5GHz 8ストリーム+6GHz 8ストリーム)の理論値です。速度に関しては、理論上の最大値であり実際の転送速度を示すものではありません。

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「MLO」や「320MHz幅通信」などの目玉機能を実現

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進化したWi-Fi 7機能に対応

※ すべてのWi-Fi 7対応機器がすべてのWi-Fi 7機能に対応するわけではありません。
※ それぞれの機能を端末で利用するためには、Wi-Fiルーターだけでなく、端末もそれぞれの機能に対応している必要があります。
※ 画像はイメージです。


MLO(Multi-Link Operation)320MHz幅通信

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MLOを利用することで、2.4GHz/5GHz/6GHzのうちから、複数の周波数帯を同時利用できるようになりました。これにより、通信容量が拡大し通信速度が向上するほか、干渉波を受けても影響のない通信帯域を利用し、遅延が起きにくくなるなど通信の安定化が期待できます。
※ 本説明は、MLOの同時モード(MLMR:Multi-Link Multi-Radio)についてのものです。
無線通信で一度に利用できる帯域幅が、160MHz幅から320MHz幅に拡張されます。これにより、従来に比べて2倍の通信速度が実現できます。
※ 320MHz幅の通信は、6GHz帯のみ利用可能です。

4096QAMMulti-RU(Multi-Resource Unit)

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変調方式の改善により、通信効率が向上します。一度に表現できる情報量が、1024QAM(10bit)→ 4096QAM(12bit)に増加し、これにより通信速度が1.2倍に増加します。近距離通信時に有効な機能です。Multi-RUは、無線通信における1ユーザーあたりの周波数割り当てを、さらに細かい単位で実現できるようにするものです。従来は1ユーザーに1つのRU?(Resource Unit)????までの割り当てでしたが、Wi-Fi 7では、1ユーザーに複数のRUを割り当てることができるようになりました。周波数の利用効率が向上します。

パンクチャリング

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Multi-RU により、パンクチャリング(穴あけ)も利用可能です。利用中のチャンネルに干渉波が発生した場合、従来は分断されたチャンネルのうち一部分しか利用できませんでしたが、Multi-RU を利用すれば、干渉波の部分を、穴を空けるように避け、分断されたチャンネルでもチャンネルの複数部分を同時利用できます。

高速通信を実現するフラッグシップモデル

本商品は、6GHz/5GHz/2.4GHz 3つの周波数帯での高速通信を実現するフラッグシップモデルです。6GHzにおいて最大11529Mbps、5GHzにおいて最大5764Mbps、2.4GHzにおいて最大688Mbpsの高速通信が可能です。※1
※1:表示の数値は理論上の最大値であり、実際の転送速度を示すものではありません。
※ 6GHz帯で通信するためには、端末も6GHz帯の通信に対応している必要があります。

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Wi-Fi 7 MLO 使用時の実効スループット

複数の周波数帯を同時接続して高速化
WXR18000BE10Pについて、メーカーの測定環境におけるスループット測定結果を参考情報として掲載します。


測定結果

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測定環境

MLO 接続時(2.4GHz + 5GHz + 6GHz):それぞれ下記と同一設定の周波数を使用
6GHz 接続時:EHT320(195ch)、暗号化方式:WPA3 Personal AES
5GHz 接続時:EHT160(100ch)、暗号化方式:WPA2 Personal AES
2.4GHz:EHT40(1ch)、暗号化方式:WPA2 Personal AES

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※ 電波干渉の無いメーカーシールドルーム内にて測定
※ 送信方向のスループット
※ 30秒間の通信を3回計測し、その平均を算出
※ 測定方法:Iperf(UDPモード)

測定環境イメージ

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※ スループット10Gbpsを超える測定は、サーバーとクライアントのPCを2台ずつに増やして測定

10ストリーム外付け「トリプルバンドダイポールアンテナ」

6GHz/5GHzでそれぞれ4ストリーム、2.4GHzで2ストリームに対応し、そのパフォーマンスを最大化する独自のアンテナ設計。3軸回転機構を備えており、設置環境に応じてアンテナの配置をカスタマイズ可能。付属の「アンテナ設定ガイド」を用いて、簡単に高速で安定した電波環境の構築ができます。

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アンテナを調節し、6GHz帯を有効活用

外付けアンテナを調節し、電波の狙い撃ちが可能。効率良く電波を届けることができます。
※ 詳しくはアンテナ設定ガイドをご参照ください。

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通信性能を最大限に活用。INTERNET / LAN 10Gbps対応ポート搭載

INTERNET / LAN それぞれに10Gbps対応ポートを搭載。無線スループットを損ねず、有線接続でも高速通信が可能です。
※ 10G/5G/2.5G/1G/100Mbps(規格値)に対応しています。
※ LAN側の最大10Gbps対応ポートは1ポートのみです。
※ INTERNETポートをLANポートとして利用する場合は、AUTO/MANUALスイッチをMANUALにし、ROUTER/AP/WBスイッチをAP/WBにしてご利用ください。

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